人を幸せにする人になろう

2023年4月18日、博物館概論

◆昨年度の前期、資料保存論の第15回をやることになり(予定外)、保存論とは関係ないが、博物館法改正の資料を作り、ネットに上げて、これを見ておけ、というクリアの仕方をする。ネタは、『ヒストリア』4月号のSさんの書いたもの(文化庁のWGのメンバー)。いろいろと勉強になりました。授業でしゃべったわけではないが、レジュメにひととおりまとめるとなると、ちゃんと読み込みが必要なので。
◆それで今期の博物館概論の第2回目が今日で、博物館関係の法律なのだが、法律が変わったので、資料を作り直す必要がある。去年は、既に法改正は可決されていたが、前年のままでやった。さすがに今期はということで・・・。地教行法も変わっているし、社会教育法も変わっているし、博物館法も施行規則も・・・。昨日、帰りがけにひととおりファイルを準備するも、やはり家では勉強しません。今日の3限の準備が終わってから着手し、なんとか作り上げる。パワポまで変更が行き届かず、資料に即しての説明となった。
◆登録の設置者要件がなくなった、というのがもっとも大きい変更点。文科省が施行規則で定める基準をもとに、都道府県・政令市が、体制や職員や施設といった項目ごとに基準を決め審査する。大阪府の基準を手に入れなあかんな。都道府県の権限が強化されたイメージ。それまでと違い、明文化された基準に即して審査がなされる。報告も義務付けられ(管理強化)、是正勧告や命令、取り消しも書き込まれた。で、施行規則も大きく変わり、望ましい基準にあったようなことが盛り込まれてきているような印象を受ける。望ましい基準はさわらないのだろうか、と思うが、よく知りません。
【追記】施行は23年4月なんですね。それと5年間のうちに、現登録施設も、相当施設も、再登録、再指定がなされるようだ。こりゃ大変ですね。これにより類似施設が登録に向かうのか、この先、5年後には、登録・相当・類似の比率が大きく動くかもしれませんね。

2023年4月16日、高野山

◆カミサンの叔母がなくなり、この日が四十九日。わたしは葬儀には行かなかったが、この日は参加。高野山の赤松院というところ。11時から。そこから奥の院の墓に納骨に行き、院に戻って食事をいただき、13時には帰途についたか。高野山、欧米からの観光客がかなり戻ってきている。よい天気。
◆この叔母、大正末年生まれの女医。堺のいまの泉陽高校だったか、橋田壽賀子と同級生だったという。
◆そこから高安のカミサンが通う病院に行き、高血圧の薬をもらう。帰り道、弓削寺に行こうとして、なんとか違反で切符を切られる(6000円)。ああ、なかなかゴールド免許にはならん・・・。
◆ぐっすり寝て、疲れが取れたかな。

2023年4月15日、丹波焼博物館

◆摂南大学の片づけの第2弾。こないだは、本などは段ボールに詰めて、業者に搬送依頼できるようにしてある。この日は、部屋の奥から、片付けつつ清掃もする。自分の研究室や自宅の部屋をここまですることはないくらい、きれいにした。で、すぐに使うものの第2弾がまとめられたので、三田の関学に向かう。三田といっても西の端で、ほぼ三木市である。
◆運び込んだ後、丹波焼(現代でいえば立杭焼)の旧今田町へ行く。焼き物関係の施設、展示や体験施設のあるところ(「丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷」)で昼を取る。そのあと、焼き物を販売しているところを覗き、いくつか購入。
◆で、県立の博物館施設「兵庫陶芸美術館」(2005年開館)へ。18時までで、1645に受け付けに到着したが、15分待てば夜間料金となって半額とのこと。施設内をうろうろしたあと、17時から閉館近くまで企画展を観覧。丹波焼の勉強をしました。
◆そこから高速道路で土日だと、ほぼ1時間で家に帰りつく。

2023年3月25日、三方五湖、年縞博物館

◆三方五湖の、縄文博物館の隣にできた年縞博物館を見に行くことになる。京都まで高速、そこか ら、八瀬―大原―途中を抜け、朽木谷。葛川で早めの昼、蕎麦を食べる。朽木のまちなみ、陣屋跡地にある資料館は閉まっていた。そこから若狭に向かい、上中の手前から三方五湖に。
◆年縞博物館(2018年9月開館)は、なんだか力が入っていて、職員が多くいました。何万年分あるのだったか、7万年だって。乱されずに堆積する理由などを知ることができた。湖底が深く、魚は表面だけで、堆積が乱されない。むろん外海とつながって海水が入ることもなかったわけだが、陸地側においても流れ込む河川がなく、手前に三方湖があって、そこには陸上からの水流が流れ込むが、細い水路でつながる水月湖には、三方湖経由の堆積がゆっくり進んだのだそうです。断層の働きで、徐々に湖底が低くなり、7万年分の堆積を受けとめる深さがあったとも。薄くスライスしてアクリル?にパックする技術は世界に1人しかいないのだそうで(ドイツ人だったか)、そういうの、 憧れますね。展示も斬新だった記憶があるが、もうその記憶があいまいになっている。
◆そのあと、常神半島の先端近くまで行き、レインボーラインで展望台へ。桜は満開だが、雨模様の天気。それでも、日本海と三方五湖の両方を眺めることができた。

まっとうだ

◆今朝の新聞から。教育が進むと多産ではなくなる。1人とか2人とか。身の回りをみてもそう。結 婚したカップルから出生する子供は平均して1.5人。なので、人口が減少していくことは必然。少子化そのものは、現代ではあたりまえ。なにが問題化というと、その通常のあり方より人口減少の勢いが強く、それは結婚したくてもできない人が4割に達する。だから、子供のいる家庭を支える政策も必要ながら、それよりも、なぜ彼ら彼女らが結婚できないのか、若者の可処分所得が低すぎる、そこをどうするかに重点を置くべきだ。まっとうである。
◆子供が生まれたら休まなあかんのか。カミサンはいつもこれに反論している。間違っていると。子供が生まれても、時短などで働き続ける方がいいと。選択肢があるべきで、休みを取れという単純な政策は、あいかわらず、女性は子育てがある、女性を働かせたくない古い固定的見方の残存物といえる。

ヤマト国からこんにちは7

◆最後は今宿大塚古墳。6世紀の古墳としてはデカイわな。あと、若八幡に寄るが、時間が遅く、神 社への進入口が閉じられていた。向かいの、よくわからない整備された古墳に、最後、立ち寄ったが、写真を撮っていないよう。
◆西にやや戻り、この日のホテルに入る。お店があまりないようだが、チェックイン後、5人で歩き、適当な店があるので入る。なかなかいい店でした。コンデジをもっていったのに、写真を撮っていない。2回生がのん兵衛であることが判明する。3回生についても、コロナでほとんど呑み会をやっていなかった・・・。
◆翌3月22日、わたしの誕生日でした。59歳となりました。あら~。

2023年4月5日、摂南大学の片づけ

◆カミサンの研究室の片づけにでかける。まあ、4月中くらいに空にすればいいみたいである。その まま片付け続けるのかと思いきや、当座使わないといけないPCなどを関学にもっていくことに。そりゃそうやわな。三田の新研究室に運び込むものを積んで出発。着いた頃には雨が降ってきた。

2023年4月4日、宿禰塚

◆最終日、830はじめで、10時前には完了し、片付けて撤収した。実働は2+3/4日くらいでしょう か。既存図に重ねはめ込み、既存図のトレースもして、測った範囲は赤で示した。
◆4月7日、事業報告書をまとめた。一旦、完了。

2023年4月3日、宿禰塚

◆4月2日の夜、アルコール頭ながら、図面をスキャンしトレースをする。が、まったく保存せず、 一気に最後近くまで行ったところで、イラレがクラッシュ。なにも残らず。あ~あ。
◆4月3日もよい天気。うちの班は、D紙の残りをやっつけ、他班のA紙に移り、造り出しの先の自然丘陵や参道部、さらにB紙寄りなども入れる。最後は、他班が今朝からサラのB紙にかかるが、紙端から20mでよいとして、こっちがその先の自然地形を請け負い、だいたいやっつけた。本日、完了することも可能とみていたが、B紙は最後のところが少し残ったので、予定の最終日である4日、朝1時間半程度で仕上げてしまおうと思う。
◆今日は、相生市の方にご招待いただいての飲み会。戻ってきてから、今日までのほとんどできあがった原図をスキャンすべきでしたが、やってないので、昨日、消えた2日まで分についてトレースをした。1時間40分くらいか。黄色は、最初の計画だが、こんなに自然丘陵を入れなくとも、この図をもとに描くことはできるので、下げるのはほどほどにしている。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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