人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2023年8月29・30日、大学院入試
◆現場を1440頃に出て職場に。本日からの大学院入試の仕事をする。17時、午後の専門の試験が終わり、答案が来て採点。終了し、明日の口述試験にむけて少し話をして解散。そのあと、やることをやっていると、本日の久津川の成果報告がラインで入ってくる。21時頃、職場を出る。
◆カミサンが、今日から、新潟大学松岡先生のイベントに参加するために新潟に出張したので、帰り、すき家で牛丼を食べて、帰宅。
◆このところ、和泉市史府中編の原稿のため、あれこれ本を読み、考えたりしている(〆切は・・・うっ)。葛城のソツヒコがいるとしたら巣山かな~、室宮山は玉田宿禰ちゃうんとか、西陵は紀角宿禰か、とか。まあ、こんなことだけを考えているわけではない。葛城氏や紀氏と、和泉の在地勢力との関係を考えている。古市さんの新書は大いに参考になる(海人)。
◆根使主のことを書け、ということになっている。が、大方のことは、『和泉市史信太編』に書いてしまっている。がその後、西陵の測量をし、川合大塚山も室宮山の測量もした。こないだ王寺町でしゃべる時に進展もあったし、そういう最新のデータをふまえ、前に書いたことではあるが、根使主について再度書かなければならない(信太編では府中遺跡にいたと書いた)。根使主の話は一定の史実とみられており、実在したとするなら、現実の遺跡や古墳と考えあわせないといけないわけです。時期の古そうな鍋塚ではないだろう。内容不明ながら玉塚なんだろうか、でも坂本に近いしな~、など。さて、原稿にできるでしょうか。
◆カミサンが、今日から、新潟大学松岡先生のイベントに参加するために新潟に出張したので、帰り、すき家で牛丼を食べて、帰宅。
◆このところ、和泉市史府中編の原稿のため、あれこれ本を読み、考えたりしている(〆切は・・・うっ)。葛城のソツヒコがいるとしたら巣山かな~、室宮山は玉田宿禰ちゃうんとか、西陵は紀角宿禰か、とか。まあ、こんなことだけを考えているわけではない。葛城氏や紀氏と、和泉の在地勢力との関係を考えている。古市さんの新書は大いに参考になる(海人)。
◆根使主のことを書け、ということになっている。が、大方のことは、『和泉市史信太編』に書いてしまっている。がその後、西陵の測量をし、川合大塚山も室宮山の測量もした。こないだ王寺町でしゃべる時に進展もあったし、そういう最新のデータをふまえ、前に書いたことではあるが、根使主について再度書かなければならない(信太編では府中遺跡にいたと書いた)。根使主の話は一定の史実とみられており、実在したとするなら、現実の遺跡や古墳と考えあわせないといけないわけです。時期の古そうな鍋塚ではないだろう。内容不明ながら玉塚なんだろうか、でも坂本に近いしな~、など。さて、原稿にできるでしょうか。
2023年8月28・29日、久津川
◆本日29日は、大学院入試のため、15時前に現場を出る。
◆28日の月曜日から、久津川第2週が始まる。先週の段階では、3トレと4トレを先に片づける話をしていたが、それは来週に回し、1トレと2トレを進めることにした。28日は、4つの調査区脇に測量用の基準杭を打設した。暑いっすわ。H県のS君が来てくれたのは、この日だったか。
◆2トレは、28日までに3段の法面の整形を終え、この日のうちに下段斜面裾(墳端)と濠底に到達する。ほぼ下段斜面の天端までF石が残るのだが、そこがいま調査区西端で、下段テラス面に及んでいない。いま犬走りとしている平坦面の下にある。29日はこの西側犬走部の洪水堆積層を下げて行き、ほぼテラス面近くに到達。そこで抜けたのだが、そのあとH列が検出されたとの報告を受ける。
◆1トレは、28日にテラス面上の黄色シルトを下げ、西端でF石だまりを検出。F石の転落石はある程度で途絶え、そのままシルト下げを東に進めていく。29日はF石の転落石が途絶えたところから、シルト層を除去し、その下の、テラス面直上のジャリジャリ層を出しながら東へ進む。現在の調査区東端は、後世の区画溝が通っていて、竹の根などがあって苦戦していたが、そこについてもほぼ同じくらいの高さまでシルト層を下げる。その上で、テラス面直上のジャリジャリ層検出を東に進めると、想定より西の位置でH列を検出した。ひとまず封をして、現在の調査区では下段テラス肩部が入らないと思われるので、東へ1.5mほど拡張することにする。拡張区の掘削を進めているところで、現場を後にした。明日には下段斜面の落ちを捉えることができるだろう。
◆また、西側で出ているF石は、密に出ている調査区西端くらいが中段基底部とみていたが、石出しの作業を見ていると、据わっているように見える石の下にも埴輪片が入っており、これらのF石だまりはおおむね転落石のように思われてきた。だとすると、中段裾の基底石はいま少し西なのだろう。西側のJR線側へいくぶん拡張が必要か。
◆あんまり書くとおこられるので、この辺にしておこう。
◆28日の月曜日から、久津川第2週が始まる。先週の段階では、3トレと4トレを先に片づける話をしていたが、それは来週に回し、1トレと2トレを進めることにした。28日は、4つの調査区脇に測量用の基準杭を打設した。暑いっすわ。H県のS君が来てくれたのは、この日だったか。
◆2トレは、28日までに3段の法面の整形を終え、この日のうちに下段斜面裾(墳端)と濠底に到達する。ほぼ下段斜面の天端までF石が残るのだが、そこがいま調査区西端で、下段テラス面に及んでいない。いま犬走りとしている平坦面の下にある。29日はこの西側犬走部の洪水堆積層を下げて行き、ほぼテラス面近くに到達。そこで抜けたのだが、そのあとH列が検出されたとの報告を受ける。
◆1トレは、28日にテラス面上の黄色シルトを下げ、西端でF石だまりを検出。F石の転落石はある程度で途絶え、そのままシルト下げを東に進めていく。29日はF石の転落石が途絶えたところから、シルト層を除去し、その下の、テラス面直上のジャリジャリ層を出しながら東へ進む。現在の調査区東端は、後世の区画溝が通っていて、竹の根などがあって苦戦していたが、そこについてもほぼ同じくらいの高さまでシルト層を下げる。その上で、テラス面直上のジャリジャリ層検出を東に進めると、想定より西の位置でH列を検出した。ひとまず封をして、現在の調査区では下段テラス肩部が入らないと思われるので、東へ1.5mほど拡張することにする。拡張区の掘削を進めているところで、現場を後にした。明日には下段斜面の落ちを捉えることができるだろう。
◆また、西側で出ているF石は、密に出ている調査区西端くらいが中段基底部とみていたが、石出しの作業を見ていると、据わっているように見える石の下にも埴輪片が入っており、これらのF石だまりはおおむね転落石のように思われてきた。だとすると、中段裾の基底石はいま少し西なのだろう。西側のJR線側へいくぶん拡張が必要か。
◆あんまり書くとおこられるので、この辺にしておこう。
2023年8月25日、発掘第1週終わる
◆21日から学生が参加。その21日は暑く、熱中症になる。帰宅して、駐車場で、車のハッチバックを開けていると目が回り、ごろんところがる。頭を動かすと気分が悪いので、家でじいっと横たわる。
◆重機掘削は19日土曜日も動いていて、その日は3トレの整形まで。21日は組み立てなおしで、新たに後円部斜面を出す調査区(2トレ)を設定する。1トレの掘削をやったのも、この日か。学生らは調査区周りの清掃。
◆重機は翌日の22日まで。掘削が4mになるので(線路沿いは客土もあり、さらに+)、2面の犬走りを設けて三段に掘削。23日からは人力で調査区の整形などを進めた。
◆重機掘削は19日土曜日も動いていて、その日は3トレの整形まで。21日は組み立てなおしで、新たに後円部斜面を出す調査区(2トレ)を設定する。1トレの掘削をやったのも、この日か。学生らは調査区周りの清掃。
◆重機は翌日の22日まで。掘削が4mになるので(線路沿いは客土もあり、さらに+)、2面の犬走りを設けて三段に掘削。23日からは人力で調査区の整形などを進めた。
2023年8月12日、ハルカス
◆長男夫婦が帰ってきた。ハルカス美術館で待ち合せ、超絶技巧を見る。とても見ごたえがありました。作品を思い出すには図録がほしいところだが、やめ。そのあと展望台。前に一度行こうとしたが、16階だかに行ったのだが、切符は下で買うことになっていて(いまは違うみたい)、やめてしまった。天気よく、よく見えました。300m弱の高さはなかなかのものである。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。