人を幸せにする人になろう

メスリ山後円部脇のソーラーパネル

◆こんなものができているのだ。墳丘からははずれているのだろうが、かなり際です。もともと造 成された土地だったので、そこにソーラーパネルを作るというので確認調査をしても地山がでるだけで、遺構なし、OKなのだろう。が、本体を守るバッファが必要との観点からは、どうであろうか。

酒船石遺跡の亀形石

◆300円の協力金を納める。天気も良く、平日だが、一定の年配の人たち、夫婦もいれば、お ばさん仲間のグループなど、多くの人を、牽牛子でも梅山でも植山でも、あちこちで見た。で、亀形石のところ、おばさん3人がいたが、有料なので帰って行った。われわれ以外は誰もいない。
◆で現場。傷みと汚さが目立つ。これだけのものが掘りだされ、誰しも埋めてしまうのはもったいないと思う。が、遺構は傷む。いまなら、できのいいレプリカを作り、薄く保護層を入れて、上にレプリカを置いた方がよいだろう。石敷きの石たちは、動いているものは動いてしまっているように見える。
◆どこもかしこもキャラクターを作っている。

植山古墳

◆背後の丘陵の公園ができあがっている。その頂部から、南面の植山古墳本体を、むこうの丸山古 墳を入れて撮影。天気がよい。古墳本体の整備は時間がかかっていますね。

牽牛子塚

◆復元の妥当性については、報告書を熟読してみる必要がありますね。
◆こうした八角墳を造り上げたことについての意見がさ まざまあろう。1年前にほぼできあがった姿を南から遠望して「作っちまった」と思ったが、こういうのも、ひとつあってもいいのではと思うようになった。根拠がどこまであるか、それに対してどう判断し決定したか、その筋道を明確にしておけばいいのでは。こういうのも、現時点の仮の姿。厳密性より(むろん追究が必要)、一般のひとたちに八角墳をわかりやすく伝える意味は小さくないと思うから。たくさんはいらないが、陵墓ではできないので、ここで示す意味はあるか、と。

JR畝傍駅

◆JRはこの建物はもういらん、と。無人駅で、この建物はゲートみたいなもの。で橿原市に話が行 くが、橿原市も金かかるしいらんと。地元の心ある人たちは、このままでは解体撤去になることを憂い、なんとかしようと動き始めているらしい。八木の辻からほど近く、歴史的町並みのひつつの重要な構成要素なのに。

2023年2月28日、飛鳥見学会

◆26日から計画していたことがあり、学生らに時間を空けておいてもらっていたのだが、延期にな る。せっかくなので、この日は、前回の横穴式石室見学会の続きとする。
◆小谷古墳→牽牛子塚古墳→岩屋山古墳→平田梅山古墳→五条野丸山古墳→植山古墳→小山田古墳を横目に菖蒲池古墳→野口王墓古墳→鬼の雪隠・俎板→カナヅカ古墳→打上古墳→都塚→飛鳥宮跡→酒船石→明日香村の展示室→メスリ山古墳→茅原狐塚古墳、こんなもんやったかな。
◆茅原狐塚では、車をとめるところなく、作付けしなくなった田の平場に入れたところ、前輪がいぼる(博多弁)。ロードサービスをよび、引っ張ってもらう。この間、考古ゼミの話し合いをして、旅行などの予定を決める。

鍵が・・・

◆2月24日、大阪歴史学会の例会だった。一度、研究室を出たが、忘れ物があって一度戻る。阿倍野学習センターの例会に出て、懇親会に行く。飲み会にさそわれていたので、久しぶりに電車に乗った日であった。で、河内山本くらいで、鍵がないことに気づく。23:30頃。研究室は、鍵で閉めなくても、内側のレバーをひねれば施錠される。部屋に鍵を置いたまま、これで閉めてしまったのかと。で、家に入れない。カミサンは、最終新幹線で東京から戻りで、高井田0:20。仕方なし。
◆翌日は入試で出勤。守衛さんに、鍵を中に入れたまま閉めてしまったので開けてくれと依頼。いま見回り中なので、連絡すると。で、待つために部屋の前に行くと、鍵が鍵穴にささったまま・・・。
◆鍵はドアの裏に掛けている。部屋を出るとき、そこから鍵をもって出て、レバー操作で施錠。が、忘れ物があって、取りに戻ったのだった!。その時、部屋を開けてすぐ忘れ物を持ち出すので、鍵を差したままにしていたのだった。モノを取ってすぐに部屋を出た時、内側のレバーで施錠、鍵を差したままであることを数秒後に忘れている!。レバーで自動施錠が習慣化してしまっているわけだ。出た時、よく見もしない。バタンと閉まるのを確認するだけ。年寄りであることを痛感する。
◆で、月曜日、まったく同じことをやる。

横穴式石室・横口式石槨の論文を書かねば

◆けっこうネタはあり、論文化しないといけないが、実際に出したのは、白石先生の論文集に書い た岩屋山古墳くらい。主要な石室については、これくらいのレベルで原稿をそろえていく必要がある。
◆が、横穴式石室関係は、フォルダにぶち込んでいるが整理できていない。前方後円墳もそうだが、いろんな段階で図を作っていて、どれが最新なのかがごちゃごちゃ。これらを家でちょこちょこ整理をとSSDに入れたが、まあ、家では仕事をしませんな。すべて遺跡別に最新版を集め、古いのは破棄し、すっきりしたものにする必要がある。
◆植山古墳から、かな。

久津川横断

◆金曜日、だいたい作っていた久津川横断図を、挿図原稿として仕上げにかかっていた。もう1枚、平面図を作っているが、これはまだまだ。
【追記】去年の現説資料にむけて、1回作ってました!。あほ~。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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