人を幸せにする人になろう

2024年3月28日 扶余3

◆官庁ばかりというわけでなく、けっこう店はある。店を探してうろうろするのもしんどいので、隣のビルの地下に入る。なかなかいい店でした。楽しく食事。今日はマッコリ。
◆毎日の工程や、バス停やその時間など、すべて学生がセットしてくれる。前もって調べたこと、プラス、いまはスマホがあるので、その都度、調べてくれる。かつては、なかなか市内の路線バスなど乗れなかったが、いまは平気のようです。こっちは、状況に応じた変更等について相談しながら意見をいうが、基本的には学生らが考えた通り動くのみ。今回の韓国行きは昨年10月には決めた。おおまかな日程を決め、年内には飛行機を取り、年明けにはホテルを取る。学生らは分担して行程と行先の概要を調べたようである。

2024年3月28日 扶余2

◆扶余の国立博物館もリニューアルしている。円形になっていて、展示室が1、2、3と配列されていてわかりやすい。展示もいいし、中央フロアでの映像の仕掛けが大掛かり。なんだかんだと楽しめる。
◆見終わっても雨は上がっていない。陵山里古墳群もやめ、扶蘇山城もやめ。扶余都城VR館体験館というところに行き、山城の入口あたりや、官北里の整備状況を見て、バスターミナルに歩いていく。
◆帰りの大田行バスは1630だったか。待ち時間にカフェに行く。
◆テジョンのバスターミナル着が18時。市内路線バス停に行くと、すぐ2020のバスが着て大田駅へ。荷物を出し、地下鉄で政府庁舎駅まで行き、ホテルに入る。

2024年3月28日 扶余1

◆前日、朝タクシーを7時に頼んでおく。少し早すぎ。慶州駅でしばらく待ち、7:58発のKTXで大田へ。9:05着。今日は天気悪く、雨が降り続く。大田駅のコインロッカーに荷物を預ける。
◆少し歩いて駅前のバス停に行き、市内バスで西南部バスターミナルへ。11時の扶余行きバスに乗る(けっこう時間待ちしたのかな)。約1時間半で扶余にたどりつく。雨が降っているので国立博までタクシーとする。

2024年3月27日 慶州9

◆今日はここまで、とする。朝からけっこう歩きました。バスに乗って市場に行き、屋台で各自欲しいものを頼んで食べる。
◆コインロッカーに戻り荷物を出し、バスに乗って普門湖のホテルへ。

2024年3月27日 慶州8

◆慶州観光としては仏国寺と石窟庵もあるが、そこは時間次第と思っていた。無理に行くことはなく、市街地で十分見て回るところがあるので。仏国寺や石窟庵から戻る最終バスとかも調べてくれていたが、行かないことにする。で、皇龍寺だけは行こうと提案。おそるべき9重塔がここには立っていた。新羅の威信をかけた巨大寺院である(真興王14年(553)に造立が始まり、善徳王13年(644)に完成した。高麗朝にも隆盛を維持したが、1238年に蒙古軍の兵火によって焼失)。
◆遺跡地の一画に、ごっつい皇龍寺歴史文化館ができあがっていました。このシアター映像はなかなかのもんですよ。なんていうのですか、ステレオ動画で、眼鏡を借りて見る。モンゴル軍が侵攻して焼け落ちたのが1200年代のこと。遺跡は再整備公開の準備をしているのか、入れないようになっているよう。この文化館の2階から基壇を眺めた。
◆今日はここまで。朝からけっこう歩きました。バスに乗って市場に行き、屋台で楽しく各自欲しいものを頼んで食べる。コインロッカーに戻り荷物を出し、バスに乗ってホテルへ。

2024年3月27日 慶州7

◆国立慶州博物館。これまた様変わり。本館、別館(仏教関係)、収蔵庫展示、月池館(アナプチ関係遺物)と、展示館が拡充している。収蔵庫展示もなかなか立派で、保存処理やいろんな素材の製作技術などの映像が散りばめられている。
◆皇南大塚の資料は、中央博での展示物としているものもあるようだが(前は基本的に中央博で見た記憶がある)、基本的には慶州に置いているよう。ある展示室の一画に、土器や鉄や、まあびっくりするくらいの物量の副葬品が迫力があった。允恭と同時代を生きたトツギ王墓はなかなかすごいわ。

2024年3月27日 慶州5

◆天文台前での写真。大観光地化にむけての事業をどんどんやっている雰囲気。韓屋の飲食店やお土産物屋などの一画を新たに作り上げていたりする。
◆そのあとは月城。前面の堀が復元され、建物跡の遺構表示がなされ、20年前とはさまがわりです。月城を抜けて、次はアナプチ。

2024年3月27日 慶州4

◆大陵苑を出て、発掘館のようなドームが新たにできあがっていて、そっちに向かう。が、少し前から閉じているようだ。食事を取ることにする。交差点をわたったところにお菓子屋さんがあり、回転焼の小さい感じのものを6つ購入する。で、その横の店で昼飯。けっこうしっかりと食事をする。

2024年3月27日 慶州3

◆皇南大塚とか天馬塚展示館などがある大陵苑の地区。天気よく、人だかり。古墳群でこれほど観光客があふれるものは、ほかにあるだろうか。同じ世界遺産の古市・百舌鳥を考えていた。
◆天馬塚の展示館。これ皇南大塚の前哨戦として掘ってるんですね。1970年代前半。積石木槨は石積みが厚く、盗掘は困難。結果、すべて未盗掘。天馬塚の副槨のぎゅうぎゅう詰めに副葬品を入れ込んだ復元を見ると、なかなかすごいわ。それと木の皮のアオリ、竹を編んだアオリ。ただし、積み石木槨の説明は、ちょっと古いところもあるのだろう。

2024年3月27日 慶州2

◆金冠塚のドームに入る。これは再発掘成果にもとづき、確認した組み上げられた柱の様子を再現し、積石の実物、それを覆う盛土などを、ドームで覆って、最先端の展示が行われている。構築プロセスを映像でふんだんに再現しつつ実物遺構を示した、積石木槨の最先端の展示である。
◆けっこう長くこの中にいました。それだけ学ぶことが多い。積石木槨墓なるものは、こんな風に作り上げるのだ。
◆その横に古墳情報館というのができている。イメージ映像中心だが、おばさんが「荷物を預けて行け」と、コインロッカーの場所を教えてくれた。そこに荷物を詰め込み、大陵苑に入っていく。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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