人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
2023年5月5日、蕪島2
◆ここでの「調査」は、カミサンがキャノンにもらっている研究費による研究の一環なのである。詳しいことはわからん。鳥の標本を風洞装置に入れてデータを取ったりしている。山階の方は、2004年からと言ったか、毎年、この時期には蕪島に来ているとのこと。地元で保護やら生態研究のための活動をしている団体もおり、そこで指導的な立場にあるようだ。
◆今回の研究目的で、この数年、カミサンは蕪島に来ている。今年はこれについて行ったわけ。これまで、さんざん静止画や動画を取っているが、今年は、さらに飛び立つ 時と、降り立つ際の動きが課題となっているらしい。
◆しばらく撮影していた後、こちらは近くの八戸市立のマリンエントという資料館に行く。帰って来てから、子供と磯で遊ぶ。引き潮で、岩場に海水の水たまりが残り、そこを覗いてヤドカリやらカニなどを採って遊んでいる子供が多い。こっちも8歳の女の子の相手を一所懸命に遊ぶ。ヤドカリをさんざん捕まえ、次は魚になるが、なかなか捕まえられない。そこで、水をカイ出して生息域を狭める作戦に出る。うまく2匹を捕まえさせることができ、大喜びである。オジイサンの役目は十分に果たした。おかげで翌日から筋肉痛。
◆去年も、香川大学や熊本大学の工学部の先生と呑んだが、今回もまた分野の違う専門家と話をする機会を得た。もっとも、そういう会話がうまいとはけっして言えないのであるが。
◆今回の研究目的で、この数年、カミサンは蕪島に来ている。今年はこれについて行ったわけ。これまで、さんざん静止画や動画を取っているが、今年は、さらに飛び立つ 時と、降り立つ際の動きが課題となっているらしい。
◆しばらく撮影していた後、こちらは近くの八戸市立のマリンエントという資料館に行く。帰って来てから、子供と磯で遊ぶ。引き潮で、岩場に海水の水たまりが残り、そこを覗いてヤドカリやらカニなどを採って遊んでいる子供が多い。こっちも8歳の女の子の相手を一所懸命に遊ぶ。ヤドカリをさんざん捕まえ、次は魚になるが、なかなか捕まえられない。そこで、水をカイ出して生息域を狭める作戦に出る。うまく2匹を捕まえさせることができ、大喜びである。オジイサンの役目は十分に果たした。おかげで翌日から筋肉痛。
◆去年も、香川大学や熊本大学の工学部の先生と呑んだが、今回もまた分野の違う専門家と話をする機会を得た。もっとも、そういう会話がうまいとはけっして言えないのであるが。
2023年5月5日、蕪島
◆4日の三沢から八戸のバス。16時には本八戸駅に着く。ほんとは終点の八 日町まで行くべきだった。そこから町なかへ歩いていく。近世八戸城の城跡があり公園になっている。一画に市民ホールがあり(公民館とあったか)、市役所がある。そこからホテルに向かい、途中、日本酒の店に立ち寄り、ほろ酔い気分でホテルに入る。18時にホテル前で、山階鳥類研究所の方(鳥類研究者夫婦とその子供)と待ち合わせしており、飲みに行く。
◆翌日、7:30の待ち合せで、蕪島へ。3万羽くらいはいるらしい。3月くらいから7月くらいウミネコが産卵と子育てのため滞在し、夏には北に向かうらしい。まあ、そこら中に巣ができていて、ギャーギャーと警告の鳴き声。あと数日すると生まれるのだそうだが、この日、ヒナを見ることはなかった。上空を無数のウミネコが飛び、フンが降ってくる。大勢が訪れる大観光地である。
◆昨年、話を聞いてちょっと調べてイメージしていたより小さい島であった。以前はほんとに島だったものが、いまは陸続きになっている。島のてっぺんに神社があり、けっこう社殿がでかく、この景観は天然記念物的にはどうなのかとも思うが、所有地なのでしかたがない。もっとも、最近、失火?で焼けたのだとか。前はもっと建物は小さかったが、ずいぶん大きなものに建て直されたのだとか。
◆翌日、7:30の待ち合せで、蕪島へ。3万羽くらいはいるらしい。3月くらいから7月くらいウミネコが産卵と子育てのため滞在し、夏には北に向かうらしい。まあ、そこら中に巣ができていて、ギャーギャーと警告の鳴き声。あと数日すると生まれるのだそうだが、この日、ヒナを見ることはなかった。上空を無数のウミネコが飛び、フンが降ってくる。大勢が訪れる大観光地である。
◆昨年、話を聞いてちょっと調べてイメージしていたより小さい島であった。以前はほんとに島だったものが、いまは陸続きになっている。島のてっぺんに神社があり、けっこう社殿がでかく、この景観は天然記念物的にはどうなのかとも思うが、所有地なのでしかたがない。もっとも、最近、失火?で焼けたのだとか。前はもっと建物は小さかったが、ずいぶん大きなものに建て直されたのだとか。
2023年5月4日、八戸へ
◆伊丹―三沢便、1255発。朝、家を出て、難波まで行き、御堂筋線を歩こうかとも。それは、新聞記事で知った大阪浮世絵美術館というのが心斎橋にあり、行こうと思ったからである。浮世絵美術館、入館料1000円。小さい美術館で、いつ、だれの、どんなコレクションをもとにできたのだろうか。同じように新聞記事を見たからか、次々に人が訪れている。
◆結構、いい時間になり、心斎橋駅から御堂筋線を北上、千里中央へ。モノレールで空港。少し風が強く、三沢からの飛行機の到着が遅れ、10~15分くらい、すべて後へずれる。15:10くらいに離陸したように思う。前に、歴博の古墳の研究会の時、同じように三沢に飛び、タクシーでおいらせ町の見学地に合流したことがあった。
◆三沢空港着が14:50くらい。八戸行きのバスもまた、到着便がずれたので時刻表より15分遅らせ、15:10くらいに出たか。写真は八戸市街。飛行機はさらに北上し三沢空港へ向かう。なぜ八戸かというと、天然記念物である八戸市蕪島(かぶしま)のウミネコ生息地での「調査」に同行するため。
◆結構、いい時間になり、心斎橋駅から御堂筋線を北上、千里中央へ。モノレールで空港。少し風が強く、三沢からの飛行機の到着が遅れ、10~15分くらい、すべて後へずれる。15:10くらいに離陸したように思う。前に、歴博の古墳の研究会の時、同じように三沢に飛び、タクシーでおいらせ町の見学地に合流したことがあった。
◆三沢空港着が14:50くらい。八戸行きのバスもまた、到着便がずれたので時刻表より15分遅らせ、15:10くらいに出たか。写真は八戸市街。飛行機はさらに北上し三沢空港へ向かう。なぜ八戸かというと、天然記念物である八戸市蕪島(かぶしま)のウミネコ生息地での「調査」に同行するため。
ポン大おそるべし
◆カミサンが日本大学の評議員をやっております。新聞とか、ニュースレターとか、会議の資料やら、やたらと郵便物が来ます。その最新の新聞。新入生が1万8000人、おそるべし。年間予算、2723億円だって。
岡山で
◆考古学研究会の講演は、不満でした。やっぱり土器論。そこには人がいて集団がいて動いてい る。本格的な農耕社会への転換は、情報や知識ではなく、集団の移住により果たされる。八日市地方遺跡で成立する土器様式があるのだそうで、北陸とか岐阜北部の土器との関連を指摘しつつ、東海系の竪穴住居に墓という話が唐突に加わる。土器の正確な変化や、複数地域の土器様式が融合して新たな土器様式が生まれるとか、現象を正確に提示することは大事。が、「何のため」に土器をやっているのか。弥生時代のできごとを解明するためではないのだろうか。そうすると、具体的に、どこのどういう人たちがどう動いて、そこに他地域の集団も関与して、新たにこうなったということを浮き彫りにしてほしい。むろん、口頭発表とか論文化する際には、資料の制約をうける。しかし、そこをギリギリ詰め、その総合の上に「こうちゃうか」ともっていってほしい。そのへんN先生はさすがです。実証的なことをきっちりやって、最後の最後に「おお!」という結論が出てくる。
◆栄原先生「石橋を叩いて飛べ」という言葉を思い出します。
◆受付でもらった岡山のパンフを見て、1枚。行ってみたいですね。
◆栄原先生「石橋を叩いて飛べ」という言葉を思い出します。
◆受付でもらった岡山のパンフを見て、1枚。行ってみたいですね。
ほんものこそ人を動かす
◆カミサンの弁。京大が、いわゆるリケジョ、理学部で勉強する女子学生を増やすためのマンガを作ったとかの記事を見て。こんな小手先・・・、京都大学は二流大学になったと嘆いてます。
◆東大はすごいわな。たとえば博論。一般の大学には、条件として、査読付きの雑誌に2本論文を発表していること、とかがある。うちのガイドブックを見たが、昔はあったが、いまは見当たらない。なくしたのかな。東大はそんな条件を一切つけないと。文系は知らぬが、カミサンの出た工学部でいえば、5人の先生が見る。1人が反対しても4人が合意すれば学位が取得できある。さきほどの話でいえば、そんな学術雑誌に論文を発表しているかどうかはどうでもよろしい、提出された論文をオレタチが査読するから、と。オレタチが基準であるという、さすがは東大の研究者ですね。
◆で、続き。落とされることもあるんだそうです。審査がちゃんと行われているわけだ。
◆東大はすごいわな。たとえば博論。一般の大学には、条件として、査読付きの雑誌に2本論文を発表していること、とかがある。うちのガイドブックを見たが、昔はあったが、いまは見当たらない。なくしたのかな。東大はそんな条件を一切つけないと。文系は知らぬが、カミサンの出た工学部でいえば、5人の先生が見る。1人が反対しても4人が合意すれば学位が取得できある。さきほどの話でいえば、そんな学術雑誌に論文を発表しているかどうかはどうでもよろしい、提出された論文をオレタチが査読するから、と。オレタチが基準であるという、さすがは東大の研究者ですね。
◆で、続き。落とされることもあるんだそうです。審査がちゃんと行われているわけだ。
英語
◆なんだっけ、大学生で、マシンでもソフトでも、日本語のマニュアルがあればいいが、英語となると、とたんに断念するという。無理、と。これが英語教育の実態である。小学校からやっても同じ。こういう実態をちゃんと文科省は認識すべし。自分たちが、英語だのプログラムだのを小学生からやらせるようにしたものの、成果が得られていないことを、反省すべし。読み書きそろばんと遊び、面白いものにむかう自発性の根を育てる束縛のない自由を小学生に与えてくれ。こないだ帰りの電車で(21時代)、塾帰りの小学生が、なんとかのテストの傾向がどうのこうの・・・、もう啞然ですわ。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。