人を幸せにする人になろう

2023年6月3日は大雨でしたね

◆京阪神でも鉄道の運休などが示唆されつつ、うちの職場も朝から授業なしとせず強行し、中途半 端に4限から授業なし、と。授業より、この日はコースガイダンスがあったのだが、中止。帰ろうにも電車が止まれば学生は立ち往生、最低でも午前のみとすべきでしたね。
◆こっちは、電車が危ういので車。でも早めには帰る。大和川の増水の画像を撮りたかったが、撮れず。写真は石川。

2023年6月30日、神奈川に向かう

◆教授会後、新大阪に向かい、2024発で新横浜に向かう。
◆写真は翌日朝、相模大野の茶店からの写真。

2023年6月24日、信太貝吹山

◆3日目。なんとか一方の上段斜面裾は埋めた。もう1班はテラス面相当の宅地部から下段斜面を 測ってまわっていく。もう1日あれば終わりそうだが、測量シーズンではないですね。
◆そうか、この2001年図でもらった座標は局地座標なので、国土座標に置き換える測量もやっとかないといかん。

2023年6月18日、井辺八幡山ほか

◆考古の見学会、岩橋型石室第2段。最初に和歌山市博。→車駕之古址古墳→茶臼山→釜山→平井埴輪窯展示施設(日曜閉館)→大谷→鳴滝遺跡(近大付属和歌山校)→園部丸山→伊太祁曽神社古墳→井辺八幡山古墳→井辺1号墳。
◆井辺八幡山に到達。こないだ、ちょうど前方部の南西角まで取り付いていたことがわかる。果樹 園か、石垣がかなりあり、イメージが違っていて、違うと思って引き返して反対側に行ってしまっていた。ピークに到達し、またその先にピークがあり、なんだか前方後円墳かも、だけど斜面が痩せ尾根状の急傾斜で、やっぱり違うのかな、とも。が、くびれ部に相当する位置を見下ろすと、実に見事な方形壇があるではないか。ようやく井辺八幡山であることを確信した。これなんで国史跡になっていないんでしょうか。それよりも、地元の方が竹の処理をしていた。なので、古墳のことを尋ねたのだが、知らなかった。森浩一先生が1969年に調査、あれから54年。この方が65歳としたら11歳、記憶にもないんでしょうね。標柱1つ、看板ひとつない。
◆そのあと井辺1号墳に向かう。なかなかポコポコしていて古墳群らしい。これも国史跡に追加指定 すべきですね。大型方墳としてはこれだと。地図での配置もみながら確信するも、頂部の岩橋型石室はほぼ埋没していて、玄室奥壁の頂部付近のみ。これが1号墳でよいのでしょうか。「埋葬施設は、それまでの古墳と同様に岩橋型横穴式石室です。石室の全長は10・8㍍、玄室は長さ4・1㍍で羽子板形になります。現在は埋め戻され中に入れませんが、石室上部から石棚を確認できます。」とあるので、たぶん合っているんだろう。すごい、掘割でっせ!。

8月4日にむけて

◆ガイドプラス講座のおじさん・おばさんたちと町あるきを続けている。で、今度は8月にわたしが 座学をやって綿業会館の見学をするという計画になる。ああ、しんど。でもまあ、この機会に、大阪の都市的発展の基礎的な事項をまとめておこうかと。
◆1961年の航空写真地図を合成、1921年の1万分の1を合成、天保期の『新修大阪市史』付図の、140周年記念展示室を作る時に加工したもの、それらをぜんぶ統合して、各段階のものを見せるというプランを立てている。明治19年の大阪実測図も展示室の時にやった。この大阪実測図、大阪の町を近代的測量ではじめて図示したものと理解しているが、明治7年着手、地理局図籍課作成とある。この実務を担当して仕上げたのは誰だろう。なにか論文があるのではないかと思うが・・・、探せていない。
◆で、まあ始まり始まり、である豊臣期の図を置いたものまで、一応、到達した。これらの作業を、6月17日にかなりやった。

新・五代友厚伝

◆五代愛はあるんだろう。何年か前に、同窓会から五代の展示を依頼され、実現しなかったのだ が、博物館実習Ⅰで取り組んだことがある。いくつもあるなかで、文庫本になっている伝記をひとつ読んでいた。その後?、同時並行?、140周年記念展示室を作る時、大阪商工会議所に資料の撮影にも行った。大阪府立中之島図書館での展示は見逃したが、大阪商工会議所の展示は資料調査の前に見た。で、この時のパネルが実によくできていた。で、同窓会に要請された展示は、それらを貸していただいてもってくるので十分ではないかと、交渉もした。これも結局は実現しなかった。
◆で、この本、博物館実習展でやる年にでき、これをもとに履修者にまとめてもらっていたわかです。わたしは明治14年の官有物物払い下げ事件のところしか読まなかった。
◆で、このたび、最初から最後まで、通勤電車の中で通読した。かみくだいての説明、ですます調、600頁越え。根拠となる資料が明示され、通俗的な、『君伝』、五代龍作の『五代友厚伝』、宮本又次の『五代友厚伝』が、いかに虚飾に満ちているかがよくわかった。通俗的な虚像をただすことが眼目の本である。なので、「新」とあるが、すべてを取り上げたものではない。

この人もすごい

◆大洲、行ってみたいですね。

夫婦別姓問題

◆この記事、全く同感ですね。

春成論集

◆5月末〆切で、すでに20日近く経過。春先から少しずつ準備はしてきた。お題は「前方後円墳の型 式」、指定である。昨年、佐紀について設計寸法をまとめた。また12月の近鉄文化サロンの講座で古市・百舌鳥について同じようにやると決め、これまでにもむろんやってはきていたが、佐紀のスタイルでぜんぶやる。で、6月以降、オオヤマトに着手し、6月17日までに6基についてひととおりやる(今日見たら、再度見直して最終調整が必要ですね)。
◆で17日は軽里大塚もやる。昨年12月は、津堂から岡ミサンザイまで。あとボケ山、今城塚、河内大塚山、五条野丸山、平田梅山までやりたいところだが、無理か。まして馬見周辺の第3系列まではいきそうにない(これ来月、王寺町でしゃべらないといけないので、その時にやることにしている)。
◆型式設定のことをどのようにするかを、この間、考えてきた。が、今回の眼目は、ひととおり復元し、それにもとづき各部を計測し設計寸法を考えると、こんなものではないでしょうかという、その提示が主目的でよいかなとは考えている。そこから系列の話はできるだろうが、型式と銘打たれると、なかなかしんどそうである。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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