人を幸せにする人になろう

こんどは六甲

◆石切と言えば、大阪城の研究発表の本題である石切丁場の件で、兵庫県が実施した分布調査報告書をちゃe06e5f5f.jpgんと初めて見た。なんか報告書そのものが、原因者負担の立派9b57fc69.JPGな体裁の報告書と違い、補助事業で印刷経費が十分でないのか、紙や印刷がチャチイのだが、ま、中身とは関係ない。中身はある。やったこともわか る。ああいうことに県の事業として取り組み、報告書にまとめた意義は大きい。またまた本としての話をすれば、依頼原稿を集めたもので、なんというか全体像 の理解を助ける工夫はほしいが・・・。
◆もうやめよう。仕事は大変であるということは良く理解できる。山の中、山登り、石を確認、寸法を測り、調書を取り、地道に膨大な数をこなして積み上げていく、そこに頭が下がる。逆に言えば、それだけ組織的に取り組まないとできない仕事ともいえる。
◆森岡さんに『歴史と神戸』を送っていただく。そのなかで、築城史研究会の大家、藤井重夫さんの資料を芦屋市が寄贈を受け、整理した話を書いてある。大阪城の石垣関係の図面、ぜひ見たいものである。これはこれで、愛好家集団を組織して取り組んだもので純然たる個人でないとはいえ、しかし個人が一生をかけた仕事であることは間違いない。すごい人が世の中にはいる。

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雲楽
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60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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