人を幸せにする人になろう

でしゃべりました。

◆330名の聴衆。これだけ埋まっていると、やりがいありますね。館長からも2時間めいいっぱい しゃべってもいいと。実は最後のところで、すこしアジろうと前から思っていましたが、控えめにしました。まず、倭国が倭国乱が持続するなかで休戦合意し、卑弥呼を立てて収束させたこと。日本の国家形成の最大の特質はここにある。そして第2代も女王としたこと、この100年で日本の君主制の基調ができあがった、前方後円墳の共有という特異な制度の発達もそこに原因があるという、いたって学問的な話。
◆もひとつです。コンフリクトという言葉は、考えていたが出せなかったが、いわゆる平和学の話。いろんなコンフリクトがある、それをどのように解消するか。競争・競合を果てしなく続けるのでない解決方法があるんだと。卑弥呼共立に現代社会も学ぶべきだというものです。これ大まじめな話です。イスラム国の画像を調べました。そんな画像はいやだし、見ない。が首を切られた写 真が累々と出てくる。頭を銃で撃った瞬間の写真も、刃物を何十本も突き立てられた遺骸・・・、など。これを画像で示すのはやめたが、日本人2人がとらわれている画像を出そうと思っていた。がこれもやめた。で、最後に自国の問題として、いまの安保法制の議論とか、日本国憲法の話をして(卑弥呼共立と通じます)、グローバルホークとかオスプレイとかイージス艦の話を持ち出し、最後に文化財保護予算の話で終わろうと。が、思っていたようにはしなかった。卑弥呼共立に学ぶべし、というところまで。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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