人を幸せにする人になろう

5月30日弥生博

◆13時前に行き、展示を見る。リニューアルしてからは見たことがない。とはいえ、全面新しくす るほどの予算はなく、どこが変わったんだろうと思いながら見る。弥生文化全体の面と、一方で近畿地方の弥生という面があるだろう。全般的に総体として弥生文化を示すのはわかるが、しかし北部九州の資料なんかも上げつつ、近畿の弥生文化の全体像がわかるようなものであってほしい。そして、前期、中期、後期という動き、変化も。解釈はちがえど、池上曽根を含めて拠点集落が継続せずに廃絶していく、そのことの重要性、そして後期にはどうなっていくのか。そういう動きが感じられない。農耕文化がどのように熟成し、そして大きく変化していく、そういう変動を是非とも示して欲しいと希望する。
◆そして特別展の卑弥呼。人、多かったです。撮影禁止のものは印があり、あとはフリー。まんな かは鏡がずらずらあり、熱心に撮影している人もいる。こっちも撮影禁止以外のものを撮ったが、カメラの性能がいまいちで、再出撃したほうがいいかも。図録を見ると、Mさんが年代論をいろいろ書いていて、わたしの議論にも言及してくれている。勉強が足りないのは確かでしょうね。ご指摘を受け止め、丁寧に先行研究をふまえるよう努力したい。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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