人を幸せにする人になろう

もひとつ普及本

◆おおさかの歴史文化の研究拠点を大阪市大に!、という提言書をまとめました。が、その契機と なった上層部の要求に沿わないもので、要求した考古にかかわるメモをちゃんと出せと言われていたのですが、出さずじまい。で昨日6日、金曜日の将来構想委員会で議論されたはずです。オレの提言書はそもそも俎上に載ったかどうかも不明。
◆でもね、橋下市長がどうであれ、いまの学長がどうであれ、大阪市大として、文系は文系で、大阪に即した人文的研究を、専任教員として副専攻としてやれることをやれ、といったことは前からやるべきだと思い、教授会でも発言してきました。これはいい機会と、提言書にまとめたわけです。結果は知らない。取り上げられなかったとしても、あきらめることなく言い続けることと、そこに盛り込んだことで、やれることはやろうかなと。それが普及本なんです。
◆考古学で言うと、新泉社の《シリーズ遺跡を学ぶ》みたいなやつ。大阪砲兵工廠でも川口居留地でも、木村ケンカ堂でも、むろん難波宮でも、A5、フルカラー本文90頁まで、平易に、というコンセプト。頒価できれば1000円。よくまとまっていて1000円ならペイするだろう。で出版社を巻き込んでと、そう考えたりするわけです。
◆事業認定されれば、やるけどな。そうでなくともと思ったりもしますが、実際にやるのはしんどいでしょうね。が、博学連携事業に載せて出発するという筋道はありうるかもしれない、とかかんとか、考えたりしております。そのうち、そのうち、「あ、定年だ」。
[追記]ちなみに提言書に書いたのは、専任教員の兼務では無理だ、マンパワーが足りない、そこは金ですよ、と。そして専任のやるべき主務はマネージメントだ、と。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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