人を幸せにする人になろう

マンガとのつきあい

◆オレは高校生までマンガとはほぼ縁がなかった。覚えているのは冒険王だが、これって小学生?。中学の頃など、たぶんチャンピョン全盛期で、ドカベンとかやってたのだろうが買った記憶はない。高校時代を含めて、ジャンプ・サンデー・マガジンを手にすることもなかった。
◆ところがだ、大学に入ってからだ。喫茶店に行ってマンガを読むようになった。ある女性のことしか考えられない時期があり、無為な時間を過ごしていた。下宿近くにフィレンツェという喫茶店があり、そこの2階に通った。水曜日に行くと、ジャンプもサンデーもマガジンも読める。もっと勉強せえよ。北斗の拳とかドラゴンボールの時代だ。めぞん一刻は?、タッチも。だけど、それに加えてモーニング、そしてビッグコミックオリジナルもあった。で、この2誌がもっとも好きになり、考えてみれば、完全にやめたのは大学に来てからだ。
◆モーニングのマンガはたいていわかる。いいマンガがいっぱいあった。その時出会ったもののひとつが人間交差点ヒューマンスクランブルというやつ。文庫になった時、全部買い、いまもある。弘兼憲史の絵はいいが、なんといっても矢島正雄の原作がよいのである。弘兼の島耕作は読んでいたがつまらん。弘兼は人間交差点の継承なんだろう、黄昏流星群というのを単独でその後やっているが、矢島の話にはおよばない。ハダカの話が多すぎる。
◆オリジナル、釣りバカ、あぶさん(ついに引退!)ほか、これも名作が多い。たぶん、奈文研に就職してからだ、この2誌を買って読むようになったのは。文化庁の時、岡村さんがオリジナルを買っていた。文部省内の本屋で定期購読をしていて、オリジナルは月2だが、発刊されると届けられ机に乗っていた。文化庁の時は、とにかく出張が多いので、新幹線ホームの売店で、ああ出てると見たら買っていた。
◆大学に来て、いつかは覚えちゃいないが、モーニングを買わなくなり、だけどこれだけはと思ってオリジナルを買い続けていたが、それもいまはなくなった。

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HN:
雲楽
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60
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男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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