人を幸せにする人になろう

久津川車塚9月11日(金曜日)

◆自分(~1000)、道上、山口、原田、大澤・園原・土谷・木下・安藤、井内(new)+ 佐々木 城陽市担当者 橋本清一氏
◆第1Q 前日に引き続き造り出し南西隅の作業。犬走り周辺まで残り少しだが下げていく。こここで終了とする。斜面でも礫の濃密がある。地山の差?。原田・大澤で造り出し上面の家形埴輪集中部分を精査。トゲトゲをもつ囲形埴輪片確認。西区深掘り部で出土したものと似ており同一個体か。埴輪列のすぐ内側なので、破片が西斜面で出土したこととは整合する。北東拡張区の再拡張区を設定。
◆第2Q 園原に上面南端から肩部の精査をしてもらいつつ、ほぼ全員で北区造り出し上面の精査を始める。かぶりを取り除きながら西から東に下がっていく。家形埴輪周辺はそ れほど破片が溜まっているわけではなさそう。上面南端で鉄の細片が出土。座標を落とし取り上げる。
◆第3Q 午前の続き。西肩部と埴輪周り、北区上面の精査を続ける。新たに土器片がぱらぱら。肩部は根によるヤラレも多いが平らにおさめ、黄色土の高い所をバチで落としていく。久しぶりにサクレ買ってきて食べる。暑い。
◆第4Q 北区の南北撹乱溝と東西撹乱溝の交差点付近で土器集中地点を確認する。小型丸底壺、ミニチュア壺、高杯など土器がザックザク。須恵器(!)1点が出土。小型の壺またはハソウの一部と考えられる。土器集中遺構からやや南で小型丸底壺が出土。さらにやや南に籠目土器(=笊形土器)が出土、以前のものと同様厚手。以前の高杯出土地点を含めてほぼ同じ南北ライン上に土器が集中していることが明らかになってきた。
◆再拡張区を黄色粘土部分まで掘り下げ、埴輪を検出。想定埴輪列屈曲部に合致する。現時点では角部の埴輪は未検出だが(ないかも)、北辺・東辺の樹立していると考えられる埴輪が頭を出した。埴輪の養生を強化しシートをかけて作業終了(~1715)。(by道)
【見学者】KS大S氏

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HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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