人を幸せにする人になろう

久津川車塚9月7日~11日の週

◆大阪城の調査、紀要編集委員会、教授会もあり、この週はほとんど行けそうにない。課題を整理しておき、原田君とミッチーに任せることにしよう。金曜日には記者発表資料と現地説明会資料も完了しておかないといけない。ちときついが。そして写真撮影の予定を設定すること。3次元計測もやりたいところ・・・。
◆ともかく、水色が手つかず、ないし、地山検出がまだ甘く、だめ押しが必要なところ。こ れがⅠ。Ⅱ、次は前年度調査区の埴輪列の仕上げ。前年度は樹立埴輪のまわりに埴輪片が散っている状態にとどめ封をしたが、これをきっちり出さないといけない。まあ、基本的にはここまででよいと思う。Ⅲ、埋葬施設について。縦断畦を設定し、4分法で黄色粘質土を掘り上げ、畦沿いに割りを入れて墓坑の下降を確認する、という、そこまでをやってもいい。Ⅳ、それと北辺は今回の最初にはなかった範囲だが、造り出しが北に伸びることが確実となって拡張し、基部がきちんと検出されたわけだ。が、撹乱溝があって、そこの上がり位置で機械掘削をやめた。とはいえ、埴輪列が明らかになり正確に図化してみると、隅部は溝の外に残っている可能性がある。本来なら、撹乱溝はあっても、それを越えるところまで掘り(掩体壕があるので控えている)、どこからかは残存する北辺埴輪列を検出すべき。が、ここに至れば大きく広げることは無理。写真が終わり、図化にかかる段階で、屈曲部をめざし作業員さんにちょこっと掘ってもらうことに留めよう。
◆大阪城。測量器財は積んで帰ってきたが、作業内容がわかっておらず、エスロンテープとピンポールを積んで帰ってくるべきだった。さてどうするか。朝、車塚に寄ってもいいのだが、まあなんとかなるかね~。縄があればいいかも。業者がメジャーをもっていることに期待するか・・・。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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