人を幸せにする人になろう

口頭試問の準備

◆修論8本、「蝦夷との38年戦争」、「戦国期城下町と変容」、「古代の軍制」、「能登・畠山氏の研究」、考古「古代の集落論」、「戦国期・織豊期の近江での流通」、「織田政権の領国統治」、「若狭の中世寺院」。
◆卒論7本、「隼人の話」、「古代のヌヒ」、「任那復興」、考古「日本刀」、「中世スカンジナビアの都市」、「大阪の特定の町の近代史」、「京都における銀の貨幣化」。
◆卒論を終えて、修論にかかるが、みな力作なので、ひととおり読むのも時間がかかる(カッコはむろん正式な題目ではありません)。読んでから、試問で聞いてみることを考える。むろん議論に即した疑義や確認もあるし、本質的なとらえ方を問うもの、取り扱っている時期の前後とのつながりなど、限られた時間のなかで聞いておきたいことを考える。
◆市大の日本史の1人の教員として担当はこんなところだ。修論は副査でなくても全員分読む。卒論は日本史コース12人分+2部4本だが、うち7本が担当(世界史1本含む)。ほかのところのことは知らないが、うちの場合、こんなです。
◆これって勉強になりますよ。のちのち役に立ちそうなものは副本を取ってある。このへんは考古で複数教員がいて、考古の論文ばっかり読んでいるのとは違う。自ずから指向性が違ってくるでしょ。むろん、ふだんから学部の演習や大学院の演習でも、古代史や中世史などのことを、学生の発表から学んでいる。これが性にあっているというか、楽しいわけである。

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする:

プラグイン

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13
16 17 18 19 20
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索