人を幸せにする人になろう

巨勢山323フォトスキャン

◆まあまあ、成功でしょうか。その意味では慣れてきている。完全に筒状態にジベタもふくめてで きている。ただし、奥壁がすこんと抜けている。画像がないわけでもないが、単純な壁面でマッチングが難しいのでしょうか。狭いし、あんまり奥に進んだところからは撮影していない。4つの隅部のアップを加えれば閉じるだろうか。
◆フォトスキャン。ここからがなかなか進めない。絶対値。水平をどうとるか。座標系、つまりは主軸設定、それをどのようにするかです。発掘現場なら、発掘面に評定点をもうけ、TCでXYZを測り、フォトスキャン上で座標データを入れたら正規のポジションに位置づけられ、オルソー作成に進む。
◆現場にTCを持ち込むことはでき、任意でいいから、ノンプリで特徴点のXYZを測ってやればいいのだが・・・、ちと大ごと。もっと簡便に、それでいて、立体で研究用に見れるようになるだけでなく、絶対値をもった図化をしたい。それをできるだけ簡便にやるには、ということを考えてきた。三脚を立て、1mのカネ尺を垂らす。理論的には鉛直にぶらさがり、それを写し込んで合成したデータ上で軸設定ができれば水平は出るし、実寸も入る。やっていないが。それが写ったデータがえられたとして、フォトスキャン上でその条件設定ができるのか(ソフト上の問題)。ソフト上無理なら、石室なので、XYZの点群データ化できれば(遺物だとテクスチャーを貼ったものの方が質感はありトレースしやすいが)、別ソフトであとを処理することもできる。また、正四面体の寸法のわかっている金属フレーム(を作って)を鉛直にぶら下げられれば、少なくとも4点(頂点と水平の3点)のXYZ任意座標は入れられる。これなら、フォトスキャン上でも処理できるか。が、いずれにしても大型石室はよいが、横口式石槨は狭い・・・。写真を撮る身動きの問題もある。
◆まあしかしカネ尺垂らしをやってみるか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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