人を幸せにする人になろう

念願の枚方宿

◆1.5㎞ほど、京街道にそってのびる宿場町。枚方市駅のすぐ近く、これが東の方で、建物がよく 残っているのは西側で、鍵屋資料館がある。鍵屋はしばらく前まではまだ営業していたようだが、2000年代に廃業し、枚方市が資料館としたものという。表に昭和50年頃の写真があり、両側とも町屋が続く。これが残ってれば伝建だったろう。それでも資料館界隈は雰囲気を味わえる。
◆資料館でいろいろ資料がおいてあり、かなり金を投じてまとめて買った。いずれ何かの役に立つこともあるだろう。そして資料館内の展示は、新しく、よくできていて、枚方宿の概略を学ぶことができる。3名以上要予約だが、食事をすることもできる。本日はイベントをやっており、63畳敷の大広間は見れなかった。ふさわしい行事には貸し会場として提供しているようである。1ヶ月ほど前、大歴の現地見学検討会をここでやろうと、学芸員さんと電話で話したことがある(結局、貝塚でやることになりましたが)。
◆京街道の陸路と、三十石船の経由する港があり、水陸の結節点となっているのが枚方宿の特徴 で、その賑わいぶりは、シーボルトも書き残している。むろん、「くらわんか船」は有名。都市の中心部でもあり、だいぶ建物は新しくなっているが、京街道をたどる雰囲気は味わえる。古い町屋は小物売りや飲食店にもなっており、天野川を越えるところまで、ほんとうは歩くべきなんですが、足の具合もあり、鍵屋周辺にとどまりました。この背後の丘陵にはおがみ神社があり、ここが万年山古墳です。上がりませんでしたが。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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