人を幸せにする人になろう

昨年の古代を偲ぶ会

◆陵墓懇談会の日に、Mさんに抜き刷りをいただいた。ずばり、昨年11月のシンポの紹介である。大 きく取り上げていただき、ありがとうございます。それにしても不思議なもので、こんなことになるきっかけは歴博さんでした。弥生の共同研究のメンバーになぜだか選んでいただき、一緒に韓国にも行き、突帯文の土器などを見たことも思い出される。共同研究では順番に発表がめぐってきて、最終年度は原稿が求められる。古墳時代をやっている者として、弥生時代の共同研究であるから、弥生時代から古墳時代へとどう展開したのか、というテーマでいかざるをえない。むろん、そこでスタートしたわけではなく、庄内式の年代が2世紀に大きくさかのぼることを、東海地方の事例で早くから指摘された時点からではないが、どこかの時点から、どう考えればいいのかという問題意識はあった。
◆そして元をただせば金谷君の卒論以来である。金谷君は中期から後期の変動のことを卒論・修論でやってきた。その時に一緒に勉強したことがベースにある。ベースだけでなく、彼の集落論を大いに使っているわけである。ごく最初の頃はその未発表論文を挙げていたが、共同作業的な面はあるものの、これはきちんとしておく必要がある。要するに中期集落がなくなること、第Ⅴ様式が拡散することの理解である。
◆Mさんに指摘を受けたことは、きちんと受け止め、さらに考えてみたい。とはいえ、この秋にほぼ同趣旨のシンポがあり、さらにバージョンアップしたいところであるが、おそらく直前になってしまうであろうが。指摘の中で、第Ⅴ様式化をそれほど重視できないのでは、と書かれていた。そこは、中期集落がのきなみ存続しないこととともに、きわめて重視しているわけです。遠賀川を母体に500年かけて分化してきた土器が、なぜに斉一的になるのか、という問題です。みなさんも、是非、お考え下さい。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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