人を幸せにする人になろう

東大とか京大

◆ODなどを正式雇用し、科研の申請書などをチェックし、リライトし、より説得的な申請書にする部署が作られている。これ不公平と違いますか。一般的には、研究者番号のある者は、みな公平に、同じ〆切をめざし、よく練られ、よく書き上げられた科研申請書を書けば、公平に審査されるはず。そうではあるわけだが、東大やら京大やら、旧帝大などは、それをさらに組織的にブラッシュアップし、研究費をガメルわけだ。
◆そもそも国公立は授業科目分担も少ないが、私学はそうはいかない。授業は多い、学生の面倒は見ないかんし、へたすりゃ親の面倒も見る。やれ休学や退学やということも。要するに時間がない。そのなかで、科研申請書に費やす時間はそもそも公平ではない。
◆以下もカミサンの話。東大や京大は学生が優秀なので、研究室のテーマに即し、ある部分を分担させ課題を与えたら、勝手にやりよる。成果が出来上がってくる。そこに先生の名前も連ねて論文化され、業績が増えていく。なにより、いちいち手取り足取りしなくてよい。それが自分はどうだと。すべて自分がやる、やらざるをえない。学生・院生にある部分をテーマとさせるものの、データが取れない、解析はできない、学会発表はできない、論文は書けない。すべてお膳立てすると。話を聞いていると、いろんなところでそうなのだとか。プログラムを書いてやって、ポチっとエンターキーを押すのが学生なのだとか。
◆なにもかもできん。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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