人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
なんかな~
◆スマートシティ。なんかしらんけど。スマホで操作したら、冬に家のエアコンのスイッチが入っ て、帰ったら暖かい、そういう研究をするんですか、と。
◆AIAI。デジタル。中身あっての、またそれをどう使うかがあってのAIでしょ。膨大なデータ(ビッグデータと世の中はいう)をとにかく大型計算機で相関を出す、なんか近頃、新聞でもグラフ化したようなのが出てきますよね。それで画期的なことがわかるのだろうか。所詮、分析は、洞察があって、見通しがあって、その裏付けのようなところがありますよね。まあ、ふ~ん、で終わる。
◆机に座ってマウスを動かすだけがスマートシティのイメージとしよう。これではダメ。この世は人がいて、いろんな人がいて、いろんなことを考え、いろんな仕事をしている。話をして、一緒に仕事をして動いてます。理系だって、純粋数学とか、理論天文学は、そういうのであるかもしれない。が、生物だって地学だって物理だって化学だって医学だって、対象を観察して、実験をして、手術をやる。体を動かし、関心ある対象に働きかけ、観察し、メモを取り、記録を取り、そうして新しいものが生まれる。文系もしかり。人の活動あっての法律であり経済である。文学部もしかり。スマートスマートといっていたら、研究は滅びるだろう。地べたに立ち、泥くさく、対象に迫るところに研究はある。
◆まずはスマートシティを和訳するところから始めよ。幕末に日本人が一所懸命、蘭学はじめ要所を読み、それを日本語にした。それによって日本語の教科書が書かれ、裾野が広がり、今日がある。いま自国語の大学の教科書がない国は多いのである。限られたエリートが英語を読む、そこに国力の限界がある。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。