人を幸せにする人になろう

権力より人徳

◆でありたいものです。
◆仕事が押し寄せてきている。
◆内田樹がどこかで書いているらしい。専門のフランス文学。著名な作家の研究において、上から4番目とか、下から2番目とかの、そういう位置づけがはっきりしていることを望むようになっているんだとか。で、その作家研究の大家の影響のもとでの、そういうポジションが形成される。言いたいことは、みんながそういうものにいき、独自な研究がすたれる、結果、フランス文学を専攻しようという裾野が枯渇していくのだそうです。人と違うことをやる、それがイノベーションであり、そういう指向性をもった個々が多く集まってこその活性化、新しいことが生み出される。そういうことが失われつつあるということなのだろう。わたしが挙げていることの半分はカミサンから聞いたものです。でその元ネタを教えてもらいました。これ。岩田健太郎「山ほど専門家がいる分野ほどブレークスルーが起きない」日本の病理 (2022年3月12日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)
◆人事をする時も、きちんとした研究をしている、それは大事であるが、それに加え、どれだけ独自的で、またこれからも独自な世界を切り開いていってくれそうか、そういうことが大事なんだろう。研究でいえば、やってることは違うし、比較は難しいが、それぞれやっていることがその時点で仮に同等だとした時、冒険的な野心をもっている人の方がいいのではないか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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