人を幸せにする人になろう

樋口先生のご葬儀には行けず

◆という次第で、土曜日にだいぶ進んだので、日曜日の告別式には行くつもりでその日は帰ったが、朝の5時までやったが終わらず、結局は日曜も出勤し、1日やっていました。
◆新潮社の『古鏡』は、鏡の入門書として重宝しましたし、どんだけめくったかわからないくらいで、だいたい鏡の顔つきはあれで覚えたように思う。個々の鏡式にはそれぞれ論文があるだろうが、それはその先でよいし・・・。樋口先生のわたしにとっての学恩はこの本です。
◆今回、人様の研究の域を出ておらず、やったことはビジュアル化したくらい。が、これはやはり重要と思う。考古学は、やっぱり認識を図にしないとだめですね。年代がある。エクセルの表でなく、まず年代の目盛を切る。そこへ資料を置いて行くことがまず勉強。実際の時期幅をそれで捉えながら資料の流れを考えることになる。
◆とまあ作業をしていて、自分がイラストレーターを駆使できるようになったことが実に大きいと感じる。教えてもらったことに感謝です。自分の認識や理解を明確にし、他者に伝える上で、印刷屋に仕上げてもらうのでなく、自分で作る、つまり文字のフォントや大きさ、網の色あい、グラデーション、資料の大きさ、透明にするとか、なにからなにまで思い通りに作図することが可能というのは、実に大きな武器であると感じる。
◆鏡の編年の図と、時期別の出土状況の図でだいたい終わりと思っていたが、最後、レジュメをま とめていると、でどうやねん、という最終認識図がいると思い作り始め、これがまた銅鐸の大きさをいちいち大きくするとかメンドクサイばかりだったが、できあがりましたのでアップしておきます。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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