人を幸せにする人になろう

海北塚の鏡

◆東博に7割の破片があり、京大に2割の破片がある。東博のは、撮影するときから、7乳と思いつつも配列がおかしかったが、よく確かめもせず撮影した。よく見ると、接合のおかしさはわかるんですけどね。
◆昨日、京大の破片4点の画像を処理してもらい、いよいよ東博の画像にはめ込む作業にかかってもらう。だが、バッティング。つまり重複。東博の接合がおかしいに違いない。東博では鏡面の撮影もやっていたので、確認し、内区の位置がおかしいので、切り取ってずらし、京大の破片を重ねると、あたりまえだがピッタリである。でも、なんで横穴式石室から、美しい後漢の鏡が出土するんでしょうね。
◆前にも、兵庫県森尾古墳の鏡だったと思うが(ちがいました。小見塚だった)、東博の写真に、地元に残っている鏡片の写真を合成して『兵庫県史』に掲載した。わかってくれた人がいてくれたかな?泣き別れの破片は悲しい。
◆鏡の撮影は、このところトンとご無沙汰である。

この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする:

プラグイン

カレンダー

09 2024/10 11
S M T W T F S
1 4
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索