人を幸せにする人になろう

考古文化研究会で講演

◆8月16日に弁天町で開催された考古文化研究会で講演をした。アマチュアグループなのだが、セミプロもいて、まったくの一般向けの方が気が楽だ。西求女塚の鏡についてしゃべろという注文だったので、三角縁神獣鏡の話をすればよいと思ってやった。
◆終了後、ビアホールみたいなところで会代表等と打ち上げ。石棺の話で盛り上がった。いろんなことを知っていて、セミプロは怖い。岡山・鶴山丸山の石棺の蓋石を打ち割ったかけらを誰それがもっているとか、おそろしく情報が豊かだ。肥後が早く、讃岐は遅れるといういうが、それはどうだろうか。今年の卒論で石棺をやっている女性がおり、一緒に考えているところだ。玉手山についても、ちょっと驚いたことはあったが、聞いていくと、まあそうでもなかった。負けるわけにはいかないし。
◆ただ、確かに2号墳の後円部西斜面で石棺が露出したことは、わたしが玉手研の本のなかで報告したのが、唯一の活字になっている情報だが、測量した当時は墓場のなかの草地でまだ残っていたのだが、数年前にコンクリートで固められてしまった。16日にビールを呑みながら、修復するからと言う約束で、コンクリートを壊し、なかの石棺を露呈させ、安福寺石棺と対になるものかどうか、つまり直弧紋があるかどうか、白黒つけるべきだ、と思うようになった。いくらくらいかかるのか、わからんが、玉3の報告書を作るまでに、金ができれば、やってみようか、な・・・。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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