人を幸せにする人になろう

西都原2015年度(続々)

◆やはり露出展示は難しいですね。100号も再整備。それと171号の現状を見たが(写真)、なかな かしんどい。両者で状況は違うのだが、171の場合はモグラなんだとか。無数の土が起きた箇所があり、これぜんぶモグラです、とのこと。昨年も生目で地下式の壁がモグラにやられてたのを見たような・・・。あまり近畿ではお目にかからないように思うのですが、そうでもないのでしょうか。
◆豊臣石垣の公開でも、徳川の盛土を剥ぎ取りも劣化は必定だし、地べたにしても地球とつながっている面をそのまま出すのは困難、といった議論をしている。「精巧なつくりもの」が管理上もいいのだろうと話をしている。宇治の太閤堤も、見ていないが、遺構を保護した上にレプリカをのせるようで、作成作業が進めれらていると前に聞いた。
◆そのあと、博物館で、今年度残りで何をやるかと、来年度の調査方針について話し合う。いろいろ過去の報告書をチェックしながら、こうした議論ができたのも有意義でした。最後、博物館の企画展を見る。船がテーマでした。
◆帰り、車で送っていただきましたが、時間帯が時間帯で、空港についてのはけっこうぎり ぎりでした。伊丹には20時着で、いつも外をみてますが、やっぱり進入路がよくわからないまま、奈良盆地だというのがわかり、平群谷が見え、生駒山系を越え大阪側に入ると、まあ明かりだらけです。「東高野街道」は細く、いまの170は太い。古代の直線官道を楽しみました。
◆まあ、けっこうヘロヘロで。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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