人を幸せにする人になろう

またしばらくご無沙汰でしたが、この間

◆3月5日と6日は条里制・古代都市研究会に行きました。委員になり、また自分が発表して以降、行くようになり3年目ですが、1回目、2回目とも、翌日は別の研究会でしたが、今回初めて2日間とも参加しました。
◆府中の武蔵国府の話や、受領の話など、国府がどう推移し、終わっていくか、というのがひとつのテーマでした。2日目の備後国府を含め。12、13世紀くらいまでのようです。
◆素人的には、地域による差があるのはわかる一方で、なにか共通の経緯みたいなものはないのか、と漠と考えていた。自然消滅ということはないんだろうから、どこかで国庁はじめ国府諸施設を基本的に放棄するということなのだろうから、それはなんで?と。全国的に廃止令があるようなものでないにせよ、守護が置かれるとか、共通する経緯があるんとちゃうんかな、と。
◆それと、中世府中への移行の問題。ぜんぜんわかりませんが、古代的国府はなくなるにしても、国衙の機能もあるのか?とか、中世の府中とはいったいなんやねん?、という基本的な理解がないもので。場所が変わるところはそうとして、古代国府が中世府中に移行しているところも多かろう。武蔵だってそうなわけです。古代国府がいつごろ姿を表すのか、7世紀の後半とか終わりだとして、12世紀まででも500年のなかで地域の中核としての伝統は形成されており、人々の一定集住する都市的な発展も遂げたとして、不連続的に中世府中として再利用されていくのか、なにがしかの機能が続いていて古代的国府遺跡外でそれが継続していて、そこに守護所もくっついてきて、府中として連続していくのか、そのあたりの問題。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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