人を幸せにする人になろう

長岡市立科学博物館

◆次に市立の科学博物館に行く。1946年にできたというからすごいですね。いまは市役所と文化ホールなどの公共施設がかたまってある場所にあって、最初は違うところにあったそうである。県内第1号の登録博物館だそうです。植物・昆虫・鳥獣、そして考古の4研究室があり、いまはもっと部門が増えています。長岡藩の殿様は牧野というのだそうです。別途、牧野家史料館が同じ建物の上にありました。長岡城はいまの駅あたりだそうで、いまはほとんど城跡を示す地上遺構は残っていないようです。
◆この長岡藩、戊辰戦争時にやられ、城下も焼け、牧野家史料館の展示では、そこからの復興のことや、近代に活躍した人物を取り上げた展示がよかった。米百俵の話が有名なんですね。戊辰戦争後、支藩から百俵が送られたが、領民に配らず、金に換え、それで学校を建てたのだそうです。復興、そして発展を支えるのは人だ、だから学問だというわけです。26人を取り上げた冊子を無料で配布していました。たしかに人材が輩出されている。戦後すぐに博物館を立てたのも、長岡の城下町の学問や文化を背景とするものなのでしょう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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