人を幸せにする人になろう

2011年10月03日京丹後市

◆網野銚子山古墳の整備基本計画をまとめる会議。ずいぶんと下草刈りなどが定期的に行われるようになり、旧網野町時代の基本構想策定時に訪れたときよりも、すこぶる見やすくなっている。前方部側面に降り立つと、テラス面が見通せるようになり、確かに明確なテラス面がくびれ部で不明瞭になる様子が見て取れる。
◆会議では、いまは丹後町資料館長になっておられる三浦到さんが座長。前方部前面を発掘すべきとの意見。
◆帰ってきて、見解のペーパーを1枚まとめ、岡林さんに送っておいた。デジカメを忘れたのが失敗。きれいな墳丘の様子をお伝えできないのが残念。天気も良く、日本海もすこぶる美しかった。
◆当日は、早めに行き、湧田山古墳を見る。これ、かなり古いとする意見があるようだが、纒向型とはちがうんちゃう。地形の制約をうけるが、墳丘はちゃんとしている。葺石はないが、テラスを設け、きちんと作っている。ロクロセとかテグリガみたいに、尾根にあわせての成形だが、よくできたものだと思う。100mあまりだが、史跡指定はしぶられているという。湧田山・網野・神明山・黒部+産土山で群指定すれば、前期の丹後の隆盛を示すモノとして、200m・200m・100m・100mという、とんでもない内容をもつものとして、何ら問題ないと思うが・・・。
◆杉原和雄さんとは、城陽とこの会議でご一緒する。この日、書かれたものの抜き刷りを4ついただく、帰りに見ていると、展示物の写真をできるだけ自由に撮らせるようにせよという提言、オレの主張とまったく同じことが書いてあり、まったく同感。

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1964/03/22
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兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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