人を幸せにする人になろう

2018年2月3日(土)

◆夏の現場の時、城陽市歴史民俗資料館友の会の方から講演を頼まれひきうけた。この一番忙しい時期の2月3日は失敗で す。結局、2日の午後から3日の午前まで、これに時間を割かざるをえない。
◆当日、天王寺のスタバで準備をし、ちゃんとした資料はあきらめ、図面だけとし、PDFにしてコンビニに飛び込んだのが12:30。寺田に向かい、14:15には会場につく。久津川車塚の発掘としたが、それだけではもたないかと思い、芝が原とか、西山古墳群とか、これまでしゃべったネタを前にもってきたが、膨大になり、5世紀の話だけに絞る。それでも結局は、設計の話と芭蕉塚の話にはおよばなかった。
◆前方後円墳の割り付けの話は、2017年の6月ごろにやっていた。だいたいのことは覚えているが、細部は忘れかけている。
◆こないだ網野でも、こういう表まではいかないが、墳丘長150歩。後円部径90歩に対し、網野銚子山は後円部が85歩で、後円部背面側で90歩の径より2.5歩短くなる。おそらく前方部の長さを2.5歩分縮め、墳丘長145歩にしている、といった見通しをえた。前に明石市でしゃべった時には、五色塚の場合は、後円部径90歩、前方部を10歩縮め、墳丘長140歩に仕上げていると理解できると判断した。陵山の設計をもとにしながら、個別で仕上がりが異なってくる具体相が、だんだんわかってきている。車塚の場合も、誉田御廟山の設計をもとにするが、300歩を130歩にしての各部寸法はその比率で出るわけだが、実際には後円部半径を39歩にすることはなく40歩としていると考えられるが、こうした複製の具体相を明らかにしたいものである。
◆帰りの電車では、卒論1本を読み、国分に戻り、定期試験の採点の続きをする。全体の半分くらいまでは進んだが、まだ未完。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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