人を幸せにする人になろう

2018年7月22日、カコイ接合

◆6月のKR研で、立命館で基本的な接合作業が進められた久津川2016谷部のカコイについて、長辺 も短辺もわからないなか、図上復元しかないとの報告に、再度、全部広げて、多くの人間で寄ってたかって接合し、ほんとにもう限界なのか、ダメ押しした方がよいと、本日の設定となる。
◆9:30城陽市整理事務所(上記の作業を経て城陽市に移動してある)。9人が集まってくれる。城陽市担当者・・・、長友、阿部、大澤・園原、安藤・泉、田口、中谷・山崎・上野。室内に広げることができないので、ブルーシートを持っていき、屋外での作業。あじ~。
◆17:30までやって、再収納。カコイ内部の家形埴輪は、パーツはそろわないが、おおむね屋根や基部の様相は捉えることができ、図化作業に進むものをセレクト。
◆さてと、カコイ本体。おおむね、上トゲ・横トゲのある上部辺と、基部の下部辺の2グループにお おむね分かれ、接合を進める(その前に取り上げ袋をとっぱらい、全部の破片をむき出しにして、同一部位にまとめた)。そこそこ接合が進んでいく。これは、まだやめるわけにはいきません。谷部途中に平坦面を設け、カコイを配置していた車塚。破片が90%そろっているかというと60%くらいなのかもしれないが(どこへ行った?)、まだ接合を進める必要がある。本日もそこそこ接合したが、本日の作業で部位ごとにまとめた認識をもとに、箱に収納し、次回は現場終了後の9月末くらいに、第2回目を、ということで区切りとした。
◆埴輪屋を何人も含む、それなりにわかっているこれくらいの人間で、だべりながらも作業する姿はとてもいいものである。

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雲楽
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男性
誕生日:
1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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