人を幸せにする人になろう

2019年6月1日、函館(2)

◆いちいち書いていると終わりそうもないので、なるべく簡潔に。その前に。津軽海峡の荒波が、函館山に遮られ、その内側が天然の良港になったことがよく理解できる。
◆函館空港から函館駅前へ。そこで市電の2日間乗り放題チケットを買い、末広町へ。東浜桟橋記念碑→函館運上所跡(いま自衛隊?)→北方民族資料館(アイヌ関係)→相馬株式会社の建物→諸術調所跡→坂をあがって宇須岸河野館跡→ペリー銅像→旧イギリス領事館(展示も結構充実)
◆伝建地区に入る→街並み資料館、100円だけど誰も入らない(外国人だらけ)、そこで伝建マップを100円で買う(いいマップなんだけど、ほかではあまり売っていなかった)→南下する、映画のロケ地かなんかで、写真を撮る海外の観光客(台湾からが多いらしい)。
教会が3つあり、本願寺もある。
◆昼に函館駅で娘と待ち合わせ。朝市(これはエリア名です)で、海産物を中心に食べる。レンタカーでないので、昼間から呑める。

◆そこから歩きだし→青函連絡船記念館(入ってません)→赤レンガ倉庫群→旧金森洋物店(展示 施設)→重文になっている?旧相馬邸(相続者がいなくなった時に、だれも引き取り手がなく、有志者が買い取ったのだとか。800円するけど入ってみてください)→高田屋嘉兵衛の子孫がやっている北方□史資料館(閉館)→市電で青柳町まで行き、函館公園内の市博物館に行く。
歴史的なものが各所にあるので、展示施設が民間含めていっぱいあって、充実しているといえる。が、一方で、ここに行けば函館の歴史がひと通りわかるという博物館であってほしいが、そうではなかった。〈アイヌを描く〉、〈函館戦争終結150年〉の企画展ばかりで(もしかすると常設をはずしたのかもしれないが)、ロケーションも含めて、なんとかならないだろうか。
◆函館公園自体が、国内で何番目かという歴史のある公園である。そのなかにある旧博物館2棟も明治の早い時期のもので(いま博物館になっているのはまた別)、この当初から博物館が置かれた公園内にあることは、まあ必然なんでしょう。けれど、なかなか人は来てませんよ。
◆観光客の多く集まる赤レンガ倉庫群、あるいは伝健に近いあたりに、函館のあちこちのサテライトとは別の、センター博物館があると、きわめて効果的だろう。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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