人を幸せにする人になろう

2019年9月18~20日、和泉市合同調査(3)

◆2日目、何をしていたかというと、絵図のフォトスキャン。井坂家文書2500点のなかに絵図がいく つかある。うち、かなり巨大な畳2枚分くらいのものもある。上からも撮れないし、壁に下げるにしても危ない(糊付けがはがれているところもある)。1日目夜のミーティングの時に、「そや、フォトスキャン!」だと。
◆できあがりの画像は示せませんが(作業上の画像で)、ほぼうまくいきました。フォトスキャンなので、斜め写真でもいい(片側から撮るにしても向こう側は遠い)。ですが、合成したものを見ると、やはり角がひずんでいます(畳が反っていますよね)。基本、長い絵図に対し、長辺側に立ち、ずれながら同一方向から撮ったが、たぶん、撮影者が一周するように撮った方がいいようだ。
◆が、まあまあできるわけです。いちおう合成したものに対してXYZ座標が自動的に設定されているので、オルソーを出せば正規化された画像がえられる。このXYZの座標系の枠は表示されているので、もし修正するなら枠を動かすこともできる。
◆なお、もっとも時間がかかるメッシュ作成は、現場のトレンチでも時間はかかるができていたが、これが何度やっても、かなりの時間を要し、メモリが足りませんと止まってしまう。なんなんでしょうか。点群データが多いのでしょうか。そこでメッシュの素材を低密度クラウドにするとあっという間にできた。部分拡大をするなら別だが、全体を示すこと、あるいは文字を読みに行くには十分である。
◆前に杉本村絵図について、部分写真をイラレで合成し、いちおう作り上げた。できるだけ垂直に撮影しても、色調が違い調整しないといけないし、隣の画像とはどうしても合わない(チョー重いし)。が、ソフト上で合成され継ぎ目なく、色合いも変ではない。十分ではないか。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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