人を幸せにする人になろう

2020年10月24日、大県研究会

◆研究会は13時。朝、職場に出勤し、1時間半とにかく前日はメールを一 切見なかったので、その 始末をする(つながりマップなど)。
◆12時に帰宅し(いま阪神高速大和川線が通り、これを使えば25分くらいで行きかえりが可能となっています)、いろいろやって柏原市の資料館へ。3つの遺跡について、具体の鍛冶遺構を画像を示しながら、ひととおり説明を聞くことのできる、まとまった情報をえられる貴重な機会となりました。
◆帰宅後、家の近所で打ち上げをやっているとのメールをもらい、参加する。ちょうどこの日、『広報かしわら』が届いており、大県誕生1300年と銘打ち、見開き2枚、計4頁分にわたって文化財の職員が大県を解説しているのを見ていたところでした。そこにあった画像が右。まず上は、堅下・堅上時代。志紀郡の範囲が、上と下で違いますね。昔、自分が作った図ではどうなってたかな~。いずれまた。
◆で下。堅下と堅上が合体して大県郡にまとめられている。前に河内の郷域比定をした時からのこと。鳥坂郷・鳥取郷・巨麻郷・賀美郷、まあ山のところに4郷もある。そしてカナツヒコ神社・カナツヒメ神社がカリンド畑にある。つまり、6世紀の鍛冶工人は、田辺にも行ったのだろうが、大半はこれら4つの郷に移って鍛冶生産を続けたのではないかと思っている。これは地名辞典レベルの話だが、なかなか実際には鉄滓などが畑からゴロゴロというでもなく、わかっているわけではないのだ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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