人を幸せにする人になろう

神戸海洋博物館カワサキワールド

◆阪神高速神戸線を京橋で降りて、竹中大工道具館に行く途中、海洋博物館の看板があったので立 ち寄る。ポートタワーがあるところ。メリケンパークというのかな。ポートタワーは外から見ることはあっても近くまで行ったのは初めて。
◆この博物館に入って、面白そうだったのだが、お腹がすいて腹ごしらえをしようと思ったのだが、昼の時間帯しか食堂はやっておらず、展示よりもオナカということで、そそくさと出る。福原京とか、兵庫津以来の神戸の港としての歴史展示もけっこうあるが、ほぼスルー。
◆一帯ひとだかり。なんのこっちゃと思ったらルミナリエ。もうちょっといたら、交通規制がはじまるので、そそくさと神戸を後にして、17時前に加古川の家に。その日の夜遅くに帰宅。
◆翌日は大学に行くつもりだったが、家族3人で平野にラーメンを食べに行くことになり、出勤意欲は失せ、家に戻って昼間から飲んだくれていた。八重の桜の最終回。

竹中大工道具館

◆13日土曜日、加古川へ帰る。ある打ち合わせ。途中、竹中大工道具館に寄る。前から行きたかっ た博物館。今度、場所を移転するらしい。いまは神戸市街地の小さなビ ル。写真はフリー。大学の先生風の人が学生を10人ほど連れてきていたり、親子連れがいたり、そこそこ入っている。
◆下ではカンナ削り、台カンナとヤリガンナの体験ができる。おじさんがレクチャーしつつ、まず材木の種類による木の匂いの違いから説明する。ヤリガンナの実体験ができるのは貴重。
◆ガイドブック、1冊500円、4冊セットで1800円というのを購入。

12月13日の金曜日、文学部棟に戻りました!

◆9:00スタート、本を業者に運んでもらい、のこりの机まわりや散らかしていた分、モロモロ物品 その他、少々雨の中、何回か台車で往復して、13:00にはほぼ落ち着きました。本棚は右側が耐震工事でコンクリートが入ったところで、この片側のみ撤去し、経済学部棟にもちこんだもの、左側が使わないものを集めて引っ越し期間中、動かさず眠らせていたもの。相互の入れ替えなどもあるが、まあボチボチ。

大歴中世支部会例会で根来本の書評会をやります

◆案内をもらいましたので、上げておきます。この日、和泉黄金塚の話を弥生博でするのだった、 と思う(書類が出てこん)。朝だけでも顔を出し、阿部君の報告を聞こうかな。
◆もひとつ富田林の現説案内が届いたので上げておきます。

まあそんなんで

◆まだキャプションもリーフもあるのだが、一方で明日の授業の準備もあるが、いま21:45。今日は、まあ何もできませんでした。木曜の実習、今度は理系の彗星の展示準備がヤマをむかえる。金曜日は文学部に戻る引っ越し、夜は改進シンポの打ち合わせ(できていないし、できないだろう・・・)。そんなもん、ぜんぶできん!。まあ、その日暮らしが続きます。

12月9日の月曜日

◆和泉市から戻り、バイト2人と、昨日作った4枚のパネルをもち学情に行き、パネルボードの配置 も換えて、パネルを貼り直す。ようやっと日本史の合同調査のパネルも貼り、展示物をならべた。キャプションなし・・・。
◆そのあと、院生と、今度年明けに3回にわたって弥生博でやる大阪近辺の考古の学生・院生発表会にむけて、どう組み立てるかの相談をする。研究室にもどり、このところの疲労でうつらうつらしていると、18時になり、卒論生がやってくる。竪穴住居内の祭祀遺物をまとめてきた話を聞く。いつもちゃんとやってくる学生である。この卒論、面白いですよ。そのあと、いま3回生で考古志望が1人おり、いま後期の授業で卒論にむけた演習が進んでいて、その相談に来る。近畿の古墳でと言っているが、いま明確にやりたいことが定まっているわけでない。演習発表をやらされることで、なにかを決める必要はないと思うが、3月までには決めること、4回生に入るとそれでスタートすること、それまでの間に考えればよいこと、本はすこし読んでいるようだが、都出先生の本を紹介したが、あとはとにかく量を読めと。
◆こないだ考えていたんですけど、卒論のテーマは結婚相手を探す気持ちで考えるべきですね。それくらいの真剣さがないと、結局ふらふらしてしまう。自分が面白くもないものに向き合っていては、1年間のモチベーションは維持できない。卒業のためにやる、やらされているからやる、ではつまらない。ふつうは普通に決まっていくが、なかにはそうでなく、結局、自分が何をやりたいのか見定められない者もいたりする。卒業(結婚)したいなら、必死で相手を探さんかい!、と。いや~恥ずかしいこと書いてますが、卒論をどうするか、テーマを決めるということの意味合いを伝えるのに、これはいいたとえかなと、数日前に考えておりました。

天理大が動き出す

◆12月8日(日)の大阪城レーダー探査から。2日目も天気良くポカポカ。9時に大型バスがならび、ぞろぞろと修学 旅行生やら観光客が押し寄せる。中国・韓国のツアー客は、ちゃんとガイドがいて、大阪城の説明をしている。耳をそばだて、ああ中国からか、韓国からか、と。いいもんじゃないですか。近畿へ来てくれて大阪城の見学をする。近世城郭は、やはり中国の都市の城とも、韓国の山城とも異なり、それなりに感激してくれていると思う。堀・石垣は立派だし、復元とはいえ天守閣がそびえる姿は独特のものだろう。ほんというと大阪城は世界遺産でもいいんちゃう?。いまは同類はダメということなんだっけか。むろん姫路城はいいけど、日本の近世城郭の最高峰は徳川大阪城でっせ。
◆桑原さんといろんな話をする。弥生時代後期の畿内の話もしたし、天理大学のこと、天理市のこ と。西乗鞍の話も聞いた。こっちから峯塚の話を振る。そうすると、こんど塚穴山のレーザースキャンをするんだとか。それは楽しみだ。そして、天理大学も石上大塚とかウワナリとか、違ったかな?、大学周辺の調査を構想し、具体的にやっていく話をうかがった。いいよね~、大学の脇に最大の前方後方墳はあるし、6世紀前半とかの100mの前方後円墳はあるし、石舞台なみの横穴式石室はあるし、岩屋山式石室はあるし。やっぱり、東大寺山の報告書が出たことが大きいんでしょうね。とにかく、遺跡の宝庫みたいな布留に大学があるんだから、これほどうらやましいことはないわけだ。
◆そして学生がチームワークよく探査をしている様子に感激する。1回生の時に考古・民俗専攻で 入り、4年間みっちり鍛えられる。けっこう全国から来るそうだ。なんか雰囲気がよく、よいな~、と。うちは2~3人で、それはしゃーないが、やっぱり人的パワーは欲しい。

太田井(おおたゆ)

◆今年の和泉市合同調査で伯太をやり、その水利は太田井ちゃうか、という見通しをもち、その チェックのため、和泉市史編纂室にお願いして、阪本・芦部の水利組合の方と話をする場をセットしてもらった。合同調査に入った村は、必ず水利関係の確認が入るが、これまでの対象地でも、前半期は今のような意識ではやってこなかったような気がする。むろん、調査に入っていない村の水利調査をすることはない。が、そんなことは関係なく、すべての水利組合に話を順番に話を聞いていきたいものだ。今回も終了後、次は黒鳥村に打診してみようということになった。
◆池田谷北岸では、和泉市域では○○井(忘れた)・桑畑井・国府河津井・太田井・一の井と、下流側から順に井堰があり、より高位の面の灌漑をするための、階段状の水利体系ができあがっている。太田井の灌漑域は広くなく、坂本(糠手は太田井を見ていると思っているが・・・)・芦部くらいの槇尾川に面する範囲。阪本・芦部の水利組合の方3人に聞いても、伯太に水が行っていることは知らない。
◆この辺が悩みどころ。普通は、水路が二股に分かれるとしたら、そこの分配比率をめぐって争いがあり、調停があり、比率を決めたり、立ち番がずううといたり、そういう話が必ずついてくる。太田井の水が伯太に行っているなら、必ずそうした問題があって、水利組合の事項にあがってくると思うのだが。話の最中、伯太と聞いて、「そうか、あそこが伯太なのはそういうことか」みたいな反応があったのだが、実はなんのことだが理解していない。鍵は今池で、府中の土地ということか。考えられるとすれば、伯太に行く水路が、太田井のいくつかの分流のひとつとして、それは阪本・芦部の水利組合の管轄外で、伯太に流すことは大昔に決まっている自明なことである、ということなのかな。
◆そしてやはり黒鳥。前に写真を出した水を祭る祠があって、今言っている水路は黒鳥村のなかのそこへ行き、そこから伯太に向かっていく。なので、黒鳥の方に話を聞くことだ。

大阪市立大学、学長選挙廃止

◆公立大学法人の理事長または学長は、以下のように決める。

地方独立行政法人法
第71条 公立大学法人の理事長は、当該公立大学法人が設置する大学の学長となるものとする。(後略)。
2 前項の規定により大学の学長となる公立大学法人の理事長の任命は、第14条第1項の規定[理事長は、次に掲げる者のうちから、設立団体の長が任命する。]にかかわらず、当該公立大学法人の申出に基づいて、設立団体の長が行う。
3 前項の申出は、学長となる理事長が学長となる大学に係る選考機関の選考に基づき行う。
5 第1項ただし書の規定により学長を理事長と別に任命するものとされた大学の学長の任命は、当該学長を別に任命する大学に係る選考機関の選考に基づき、理事長が行う。

◆大学に選考機関をおき、そこで選考された者を設置者に申し出て、大阪市長が任命する。
以下、Hijicho

日本維新の会によってYoutubeにアップロードされた8月9日の橋下市長の記者団に対する発言内容 (http://www.youtube.com/watch?v=H1Kn1IBk3Rc) を書き起こした。以下がその内容だ。

市長:大阪市立大学が、学長を学長選挙で選ぶというふざけたことを言ってましたが、そんなことは許しません。学長を選ぶのは市長の僕であり、選考会議なわけですから、それを教職員全員で違法投票をやるなんて話が僕のところに上がってきたので、とんでもないと。そん な何の権限もない、何の責任も持っていないメンバーが学長を選ぶなんて、一票を投じるなんて、そんなことはまかりならんと突き返したんですけどね。

◆法律違反は市長です。「規定どおりきちんとやればいいだけの話なんですよ」(橋下氏の言 葉:申出にもとづいてアンタは任命したらいい)。それなのに、市長の強い意向をふまえ、人事権を差し出します、と大学は申し出たわけか?。教職員はなんの責任ももっていないと。むろん最終権限者ではないが、教職員みな組織の人間として働いていますよ。研究者もひとそれぞれ、懸命にやっている人もいれば、そうでない人もいるだろう。が、「なんの責任もない」と言われたら、まあやる気をなくしますね。学内の委員会とか、学部の委員とか、そんなに一所懸命やらんでもいいんちゃう、授業やって点つけて、最低のことをやっとけばええやん、と。いま外部へのアピールとか、広報とか、懸命に上の方々はやっているし、ふつうの教員は、学生と向き合い、自分の研究をやって、つまりふつうの職務を通じて大学で飯を食わせてもらっている責任を果たしている。
◆大学のパワーは、教員+院生+学生の総力。そこをいかに力を発揮させていくか。そのためにガバナンス改革と称して牽引役を強力にしたいというのもわかるし、そういう人も必要ではあるんだろう。大事なのは「いかに力を発揮させていくか」の部分であって、誰であれ、上に立つ人はそこをどうするか考えなければならない。その時に、なんの責任もないと言われた教職員の意向投票という信任もなく、市長の意向をふまえて任命された者は、自発性にもとづく研究という営為こそが根幹である大学教員の力を、果たしてうまく引き出せるのでしょうか。あれしたらいかん、これせえとか言われることは、もっともやる気をそぐことになるのだが。
◆もっとも、今回の問題は、大学の方でそう決めたという情けない話。地独法を盾につっぱねることもできるが、運営費交付金のこともあるし、それはそれで苦しい判断だったのであろう。が、地独法は大学の自治を尊重した規定になっており、やはりそれはできない話である。任免権をふりかざしても(そもそも人を決める権限をもたないわけだが)、上意下達だけで組織はうまく機能しない。

12月7日大阪城のレーダー探査BY天理大学

◆博物館実習展は、金曜日に5人に手伝ってもらい、なんとか9枚ほどパネルを貼り、COE関係の 展示物もケースにならべ、いちおうの格好をつけた。予定していたもの で残っているのは、日本史の合同調査と教員紹介コーナー。それと60年間の在籍教員一覧図。日本史関係は、昨日6日に作り上げたので、印刷すればできる状態に。そうそう、リーフレットもあるんですが・・・。
◆土日は天理大学にお願いしていた大阪城のレーダー探査。天気も良く、なかなか気持ちいい。大阪城には9時前からわんさか修学旅行生に、中国・韓国その他の海外からの旅行者が押し寄せている。探査範囲の枠を測量するにも、人だらけで・・・。天気も良く、1日いてもいいのだが、実習展その他のことを考えるとそうもいかず、午前で引き上げる。明日朝、まだ出向きます。
◆前回やったときは、すぐに引き上げて申し訳ないことでした。今回も、作業中ずっとはいられませんが、できるだけ、作業の様子を見学させてもらうつもり。

プラグイン

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索