人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
大東市立歴史民俗資料館
◆前は住道にあったのだと思うが、行こうと思っても行きつけなかった。で、いまは四条小学校を
回収して、図書館と歴史民俗資料館となっている。堂山の資料はここにあるんだろうか。でも、実物はなかった。展示施設としての問題なのかもしれないが、ホンモノを見たいものだ。でも、こうして小学校を回収して、ちゃんとした展示施設ができ、のざき参りの企画展もやっていた。大阪の展示施設はだいたい見てきたと思うが、行けてなかったもの。平野屋新田会所のパンフレットと、大東の歴史(マンガ版)、ともに300円を購入。
◆飯盛山の展示も充実させていってほしいもの。
◆以上で朝9:30くらいから16:00くらいまで。あとは東高野街道を柏原まで帰ってきた。
◆飯盛山の展示も充実させていってほしいもの。
◆以上で朝9:30くらいから16:00くらいまで。あとは東高野街道を柏原まで帰ってきた。
で
◆与えすぎなんでしょうね。なにもかも。ほっとけば、いろんな興味関心をもつだろうに、まずはそういう自由な時間や自然のなかで育つ機会を奪い、またいろんなことを教え過ぎ、答が与えられて終わりで、興味関心の芽を摘んでいるのではないか。最近、別のところでも教えすぎはよくない、という話を聞いたような気もする。
◆大学を含めた教育でも、学生はお客さんで、サービスされるのが権利で当たり前だと。大学は同志の集まりだと思ってはいるが。自分でなんでだろとうと調べて、ああそうなのか、なるほど、面白いな~、という、自分がアクションを起こして何かを得る、ということが大事なのであって、教えすぎることは自発性を奪うことなわけだ。
◆久津川のこの夏の現場に「行きたい」と、1月にある学生がと言ってきた。こないだ会う機会があり、話を聞いていると、とても面白かった。手を挙げた人には開放します。そういう集団で掘りたいから。義務じゃない。思えば、2000年代前半の玉手の現場とか測量調査は、うちの学生・院生は義務だったかも知れないが、多くの他大学の学生がこうしたヤル気のある集団だった、と思う。
◆大学を含めた教育でも、学生はお客さんで、サービスされるのが権利で当たり前だと。大学は同志の集まりだと思ってはいるが。自分でなんでだろとうと調べて、ああそうなのか、なるほど、面白いな~、という、自分がアクションを起こして何かを得る、ということが大事なのであって、教えすぎることは自発性を奪うことなわけだ。
◆久津川のこの夏の現場に「行きたい」と、1月にある学生がと言ってきた。こないだ会う機会があり、話を聞いていると、とても面白かった。手を挙げた人には開放します。そういう集団で掘りたいから。義務じゃない。思えば、2000年代前半の玉手の現場とか測量調査は、うちの学生・院生は義務だったかも知れないが、多くの他大学の学生がこうしたヤル気のある集団だった、と思う。
日本の未来は
◆カミさんが29日にNZから返ってきて、開口一番、「日本の将来は暗い」、と。どういうことかというと、なにしにいったかというと、日本では露頭していない三畳紀の岩盤に含まれる、ホウサン虫の化石が入っているかもしれない石ころを取りに行くという、ある国立大学の先生が毎年企画しているイベントに参加していたわけです。で、高大連携で高校生も数人おり、そこの大学の学生がめんどうをみると。前半と後半があって、後半は1人だったらしいんですが、はじめてNZに行っているにもかかわらず、外の世界になんの関心ももたない、自然に対しても。そして、会話が成り立たない。タブレットをずっとさわっている。前半は、高校生が多かったようだが、彼ら・彼女らはWIFIがないと生きていけない、と。それで何をやっているかというと、日本の友達とラインをやっているわけです。
◆そんなやつらを外に連れ出すことはない。行きたい人が行くべきなんです。外界になんの興味のない者を、金をかけて外国に連れて行っても、なんのプラスにもならない。お世話しすぎ、手をかけすぎ、本人の内からのパッションがないのに、無意味。
◆で、だからいまの学生はという一般化はしないとしても、事実として、8割くらいはそうなんちゃいますか。2極化が進んでいるわけで、できるところはあまり落ちていないとしても、日本を実質的に支える普通のところがどんどん下流化しているわけです。そしてウツ。引きこもり。これらの統計データを調べてみたい。むかしは食っていくために働かなきゃいけなかった。いま、ず~と引きこもっていても、親がエサを与えてくれる。
◆資源のない日本。資源は唯一人間です。その人間がまっとうに生きていく力が急速に弱まっている。なので「日本の将来は暗い」ということです。
◆そんなやつらを外に連れ出すことはない。行きたい人が行くべきなんです。外界になんの興味のない者を、金をかけて外国に連れて行っても、なんのプラスにもならない。お世話しすぎ、手をかけすぎ、本人の内からのパッションがないのに、無意味。
◆で、だからいまの学生はという一般化はしないとしても、事実として、8割くらいはそうなんちゃいますか。2極化が進んでいるわけで、できるところはあまり落ちていないとしても、日本を実質的に支える普通のところがどんどん下流化しているわけです。そしてウツ。引きこもり。これらの統計データを調べてみたい。むかしは食っていくために働かなきゃいけなかった。いま、ず~と引きこもっていても、親がエサを与えてくれる。
◆資源のない日本。資源は唯一人間です。その人間がまっとうに生きていく力が急速に弱まっている。なので「日本の将来は暗い」ということです。
日本の将来人口構成
◆団塊ジュニアの出生ピークが1972年くらいなんだろうか。そこから出生率が低下する1970年代に、
年金をはじめ、いろんな制度設計の見直しが必要だった、ということか。そしてまた、こうした高齢化社会は、第2次大戦後の先進国で共通する問題ではあるが、日本の場合、とくに1950年をピークとする団塊の世代の急激な人口増、これもまた戦争の結果である。勝ち目のない英米戦争への覚悟なき開戦は、人口構成の不自然なバランスを招き、そのツケは長く解消できないわけである。
◆一方で、教育勅語を教材に使うことを認める閣議決定というアナクロ。銃の形をした木銃で相手を突く銃剣「道」を中学校の武道に盛り込む学習指導要領が通る。一方では、禁止されても「そんなの関係ね~」と天下りを堂々と残す文部官僚。いわゆるコンプライアンスなど関係なし、という人たちが、右よりの政治家の意見を忖度して、このような決定を進めている。1996年に霞ヶ関に勤めたときの記念物課長もまた、事務次官時代に大いにやっており、処分を受けた。まあ、さもありなん。
◆ちなみに、その時の、1年目の記念物課長補佐も処分されてました。けっこう有名人みたいですね(豊島出身)。
◆一方で、教育勅語を教材に使うことを認める閣議決定というアナクロ。銃の形をした木銃で相手を突く銃剣「道」を中学校の武道に盛り込む学習指導要領が通る。一方では、禁止されても「そんなの関係ね~」と天下りを堂々と残す文部官僚。いわゆるコンプライアンスなど関係なし、という人たちが、右よりの政治家の意見を忖度して、このような決定を進めている。1996年に霞ヶ関に勤めたときの記念物課長もまた、事務次官時代に大いにやっており、処分を受けた。まあ、さもありなん。
◆ちなみに、その時の、1年目の記念物課長補佐も処分されてました。けっこう有名人みたいですね(豊島出身)。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。