人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
ほっと
◆朝7時ぱんのいえ。7:30国分を出て、中和幹線経由香芝インター、8:00郡山インター、24号線を北上し、8:30京奈和入口、8:45城陽出口、9:00車塚。17:00前後に現場が終わり、宿舎に戻り、みなで大久保湯に行く。銭湯から戻り、18:00過ぎに城陽を出て、19:30から20:00に国分に戻る。まずは洗濯してそれを干す。メシはいろいろ。それからPCに向かい、写真の整理をし、日誌を書いて、といったルーティーンをこなし、と。まあ、規則的なこと。健康的です。
◆缶チューハイをチビチビやりながら、ほっと一息ついております。
◆缶チューハイをチビチビやりながら、ほっと一息ついております。
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2016年8月23日(火曜日)久津川車塚 本日からテラス面調査区開始
◆残暑お見舞い申し上げます。参加者。自分。長友。道上・伊藤(市大)。大澤・コンマ
1・安藤・木下・姿(立命)、泉・田口(奈良大)、相馬(近大)。
◆朝、まず中段テラス調査区に横たわる伐竹(2列)の移動。そのあと落ち葉その他、調査区周辺を広く清掃し、仕事環境を整える。そのあと調査区設定を行う。調査前写真はほぼ10時。第1Qまだ半時間あり、道具をもって上がり、まず掘削開始の儀式を行う(「オペを始める」)。
◆手をつけてしまいました。先週、できんことはないなとは思いつつ逡巡してましたが、学生等が「掘りたい」という熱意を見せ、着手。うまく1.5m幅のなかにくびれが入ればいいのですが。上は上段基底石がチラと見えるくらいで設定、すこし足りないかもしれません。下は中段テラスの肩、そして中段斜面の下りが把握できる程度。これでも長さは8mくらいはあります。
◆お昼。谷間のカコイラの図面を書いてもらうのに、イラレをいじっていましたがうまくいかず、木下に4分割画像にしてもらいコンビニでカラープリントをしてもらう。
◆午後。自分とミッチー、工藤さんで埋葬施設の陥没坑の仕上げにとりかかる。そこそこ
埴輪もまだ出てきて、思い切って下にも下げ、土量は結構出ました。手つかずだった東西畦より北側は平面をきっちりけずり、陥没坑ラインを決めて工藤さんに下げてもらいました。われわれは昨年の続きの東西畦南側。まあしかし、陥没坑を掘るのは難しい。人工的な坑ではないもので、黄色粘質土の明瞭な洪水層(除去の甘いところも正直ある)の下の陥没坑内流入土(洪水初期?。黄色の砂質、パサパサ、柔らかい)を内から掘り、陥没坑東西の壁(墓坑埋土)をこれかなと(混礫赤色土)、探り探りやっていく。およそ仕上げの全体像はこんなところか、というところまでは来た。明日は完全に仕上げて写真・記録にもっていく必要があり、人を入れる必要が
ある。
◆カラープリントが上がり、カコイラの図を大澤・泉に2分割してやってもらう。これら も明日には上がり、取り上げに進む予定。
◆テラス面は長友さんと若い力に任せる。上から木下の声がよく聞こえてくる。楽しそうだ。竹の、地表にはりめぐらした根、細根、これらからなる表土はやっかいで、まだ調査区の9割方で表土のババ土の下部が残るが、部分部分でその下の黄色流土が見え始めている。4大学の3回生らが、上段基底石、テラスの礫敷、樹立埴輪、下方の中段斜面を、ひととおり自分らで全部出し掘り上げることは、とてもいいことだろう。本日の最終段階の様子を最後に掲げておきま
す。
◆朝、まず中段テラス調査区に横たわる伐竹(2列)の移動。そのあと落ち葉その他、調査区周辺を広く清掃し、仕事環境を整える。そのあと調査区設定を行う。調査前写真はほぼ10時。第1Qまだ半時間あり、道具をもって上がり、まず掘削開始の儀式を行う(「オペを始める」)。
◆手をつけてしまいました。先週、できんことはないなとは思いつつ逡巡してましたが、学生等が「掘りたい」という熱意を見せ、着手。うまく1.5m幅のなかにくびれが入ればいいのですが。上は上段基底石がチラと見えるくらいで設定、すこし足りないかもしれません。下は中段テラスの肩、そして中段斜面の下りが把握できる程度。これでも長さは8mくらいはあります。
◆お昼。谷間のカコイラの図面を書いてもらうのに、イラレをいじっていましたがうまくいかず、木下に4分割画像にしてもらいコンビニでカラープリントをしてもらう。
◆午後。自分とミッチー、工藤さんで埋葬施設の陥没坑の仕上げにとりかかる。そこそこ
◆カラープリントが上がり、カコイラの図を大澤・泉に2分割してやってもらう。これら も明日には上がり、取り上げに進む予定。
◆テラス面は長友さんと若い力に任せる。上から木下の声がよく聞こえてくる。楽しそうだ。竹の、地表にはりめぐらした根、細根、これらからなる表土はやっかいで、まだ調査区の9割方で表土のババ土の下部が残るが、部分部分でその下の黄色流土が見え始めている。4大学の3回生らが、上段基底石、テラスの礫敷、樹立埴輪、下方の中段斜面を、ひととおり自分らで全部出し掘り上げることは、とてもいいことだろう。本日の最終段階の様子を最後に掲げておきま
2016年8月22日(月曜日)久津川車塚
◆第4週突入。この日、朝、6:30に紀美野町を出たが、24号線が渋滞していて、15分ほど遅刻。参加。城陽市担当者。自分。道上・伊藤・山口(市大)。三浦・安藤・木下(立命)。泉(奈良大)。見学、立命M1の3人。
◆午前は下段テラス削平面のガリかけ、および周囲に入った境界溝(でかい)の整え。削平面は根切りもして、ほぼきれいになる(写真なし)。この間、第2Qには埴輪集中部の写真撮影。座標単点の追加測量4ポイント。あわせて中段テラスの調査区予定4隅のポイント落とし。
◆午後は、埴輪集中部のシートがけ、下段テラス面のシートがけをまずきっちりとやる。それから、調査区南辺(造り出し北辺)の
整 備・清掃(写真左)。新たに見つかった埴輪底部の検出。据わっています。隣はいなさそう(なんでやろ)。
◆第4Q。南辺のシートがけをする。全体撮影まで葺石部は開けたくないが、今週くらいから、来客がいろいろあると聞いている。29日以降、図面を書き始めてからなら、まあいいんですけど。それはともかく、次いで、埋葬施設の部分の再発掘区のシートを開け、調査区の整備・清掃をやる。ほぼ四周の整備が終わった(写真右)。
◆なので、明日は、埴輪の図化、埋葬施設の陥没坑の掘削、中段テラス面の発掘開始と、展開のある1日となりそうである。
◆ところで、カメラを現場に置き忘れてきて、宿舎 に連絡を入れると、みなで取りに行って無事回収してくれたようです。また、データを送ってくれました。空中戦は便利になりましたね。肝心の4ポイントの画像はえたが、フォトスキャンをやってくれている人は既に寝ています。こないだ、一応、さわって画像合成までは行ったが、座標を落として、完全な真上からの画像にする方法を教えてもらわないといけません(15日撮影分は、座標をあたえてオルソ画像としながら、こっちはこっちでイラレで、もっかいポイントをさがし座標を切っており、手間が二重になっていて、なんとかならんもんでしょうか)。【追記】その後、座標も入れ、再合成し、オルソ画像はできあがる。が、座標を切ろうとするも、2時になり、もはや頑張れませんでした。
◆午前は下段テラス削平面のガリかけ、および周囲に入った境界溝(でかい)の整え。削平面は根切りもして、ほぼきれいになる(写真なし)。この間、第2Qには埴輪集中部の写真撮影。座標単点の追加測量4ポイント。あわせて中段テラスの調査区予定4隅のポイント落とし。
◆午後は、埴輪集中部のシートがけ、下段テラス面のシートがけをまずきっちりとやる。それから、調査区南辺(造り出し北辺)の
◆第4Q。南辺のシートがけをする。全体撮影まで葺石部は開けたくないが、今週くらいから、来客がいろいろあると聞いている。29日以降、図面を書き始めてからなら、まあいいんですけど。それはともかく、次いで、埋葬施設の部分の再発掘区のシートを開け、調査区の整備・清掃をやる。ほぼ四周の整備が終わった(写真右)。
◆なので、明日は、埴輪の図化、埋葬施設の陥没坑の掘削、中段テラス面の発掘開始と、展開のある1日となりそうである。
◆ところで、カメラを現場に置き忘れてきて、宿舎 に連絡を入れると、みなで取りに行って無事回収してくれたようです。また、データを送ってくれました。空中戦は便利になりましたね。肝心の4ポイントの画像はえたが、フォトスキャンをやってくれている人は既に寝ています。こないだ、一応、さわって画像合成までは行ったが、座標を落として、完全な真上からの画像にする方法を教えてもらわないといけません(15日撮影分は、座標をあたえてオルソ画像としながら、こっちはこっちでイラレで、もっかいポイントをさがし座標を切っており、手間が二重になっていて、なんとかならんもんでしょうか)。【追記】その後、座標も入れ、再合成し、オルソ画像はできあがる。が、座標を切ろうとするも、2時になり、もはや頑張れませんでした。
フォトスキャンをさわる
◆8月15日の画像を合成し、9ポイントの座標にもとづき、絶対値も入り、オルソ画像を作ってもら
う(上右はその一部)。が、ティフで2.5ギガある。まあしかし、これにもとづき石を図化する原図としては十分に機能します(上左)。立面は立面でやや難がありそうだが。29日の週から図面にかかれるように、19日のレーザースキャンデータによる陰影図作成もお願いしたが、上半部は15日撮影のフォトスキャンによる下図も準備しよう。もっとも、19日に石をはずしたものもあり、変わったところが発生している難はあるが、それでもカラー画像の方が書きやすければ、書けるところはそれでやり、変化したところは陰影図に差し替えてもよい。
◆埴輪集中部は、15日に全域が撮影できていないようだったので、その部分限定で19日に再
撮影をしておいた。これ43枚。それを本日、家で操作を教えてもらいながらやってみた。まあ、簡単。が最初の特徴点の抽出やマッチングまではよいとして、合成するのに2時間、まだ終わっていません。操作を考えれば、部分部分で20枚程度の画像でやるのが効率的のようである。ちなみに15日に撮影した埴輪片集中部の画像も掲げておきます(右)。
◆埴輪集中部は、15日に全域が撮影できていないようだったので、その部分限定で19日に再
製氷器はいったいどこに?
◆宿舎用に、というか現場のお茶に使う氷を作る家庭用の製氷器をアマゾンで発注したが、7月中に発注したものは、在庫なしで、詫びの電話が大学にも入ったようだが、そんなんで来ず。あわててまた探るも、かなりの機種が在庫なし、あるいは発送が23日以降とか、の表示。そのなかで価格が手頃で、早く届くものを見繕い最発注。12日に届く予定だったらしいことをメールで知る。こっちも発注時の予定で知っていたので、大学に行くもなし。事務室に届いたら136に入れといて、というのが徹底していなかっただけ、かもしれない。1週間、損をしたではないか。15日から使えていたはずなのに。で、いまモノはどこなんだろう・・・。
◆久しぶりに1日研究室にいるので、気晴らしブログを書きながら、ぼちぼちやっております。
【追記】文学部事務室にやはり12日には来ていました。136といわず、自分の研究室にほうり込んでもらうよう言っておけばよかったですね。現場着は8月25日だったか。
◆久しぶりに1日研究室にいるので、気晴らしブログを書きながら、ぼちぼちやっております。
【追記】文学部事務室にやはり12日には来ていました。136といわず、自分の研究室にほうり込んでもらうよう言っておけばよかったですね。現場着は8月25日だったか。
2016年8月20日
◆昨日は寝過ぎほど寝て、朝から研究室でPCにむかっております。まずはメール処理と・・・。先週
は、金曜日の晩に実家に戻り、土曜日に山崎に行きました。でもカミさんの同窓会の予定もあり、1日はおられず、伊和神社と波賀・原不動滝に行って終わりとなりました。山崎城=鹿沢状の石垣をトレースした記憶はあるんですが、高校時代に連れて行かれた記憶はほとんどありません。城は未完で陣屋だったようですが、城下はどんなんでしょうか。また、いつか。
◆伊和神社は播磨一宮。高校時代に岩波の『風土記』がテキストの授業を受けたような・・・。イワノオカミ、という言葉が頭に残っています。大学院生の頃に、伊和中山1号墳が発掘調査され、竹管文の土器が出ていて、現場とともに見せてもらいに行きました。
◆伊和神社は播磨一宮。高校時代に岩波の『風土記』がテキストの授業を受けたような・・・。イワノオカミ、という言葉が頭に残っています。大学院生の頃に、伊和中山1号墳が発掘調査され、竹管文の土器が出ていて、現場とともに見せてもらいに行きました。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。