人を幸せにする人になろう

ヤフオクの鏡

◆昨日、なので26日か、博物館勤務の先輩から電話があり、ひとつは仕事の話なのだが、もうひとつ、ヤフオクに出ている鏡を見ろ、と。見ました。いい画像鏡やないですが。1000円スタートで、いま10万円、あと3日。このまま待って、もうちょい上乗せして買おうか、と心も動く。
◆ところがです。昨日帰り際に見ると、20万円に、そして本日27日21:30、いま見ると54万円に跳ね上がっているではないか。さようなら~。

だいたい漢尺で説明できると思うけど

◆まあちょっとやってます。纒向石塚は後円部直径45歩、前方部長22.5歩でいけそうである。ちゃ んと2:1。まあこれですべて通るわけではもちろんない。が後円部径や墳丘長には、一定の規格がありそうですが、ヤマトの規範性をどう読み取ればいいんでしょうね。

纒向型前方後円墳で勝負?

◆なにをすればしいのか、いろいろ考えつつ、ひとつは3世紀前半古墳時代論でもいいかなと。みな 箸墓は卑弥呼墓で、倭国王に担ぎ出されたのは2世紀末ないし3世紀初頭で、それがひとつの転換であるということは認めてるんだろう。ただし、纒向型前方後円墳というのが、纒向地域にあるものの時期がわからん(前は、ですよ)、前方部の長い短いがある、だから規範としてはやはり弱い。へたすりゃ、円形墓が瀬戸内から畿内に波及し、多元的に円丘墓に前方部をつけるものが生まれていてよい、という傾きをもつ。都出先生のものを読んでも、円と方の対峙のなかでシンボル的な意味を帯びるとは書いてあるが、文脈は上に近く、そうなると北條さんの議論と近くなる。対局は寺澤さん。
◆そんなんで、3世紀はじめに画期があるんだろうとは思っても、考古学的には顕著でない、やっぱり3世紀後半という議論になる。画文帯神獣鏡の話は認められていると思うが、それは鏡の話。やっぱり前方後円墳を作る作らないが大きい。そこんところ、むろんできあがっているものの多様性は認めざるをえないのだが、そこに円形墓を採用し、なんか突出部をつけるみたいなことが同調的に起こってくる、なんかあるんやろうけど一応それぞれ、という話なのか、前方後円墳の規範はヤマトにあって、それを受け入れた、ただし実際の姿形はいろいろ(あるいは規格といえる面もある)のか、というのが分かれ目。
◆それでは規格性でひとまず攻めようかと・・・。

ようやっと資料を

◆伏見城の資料、土曜日〆切でお願いし、日曜日に作業をして、月曜日に事務局の阪大に データを送信するという腹づもりだった。が、土曜日の新旧合同委員会で、大会議案等は日曜日の22時までと言われ、月曜日言うてたやん!。なんとか月曜日の12時にしてもらうも、なんとか2人分までそろえたが、あとお二方がまだ。16時と言われ、うちお一人の史料部分だけもらって作成、なんとか15時に送信。で、藤井寺の現場を見に行く。
◆これで終わり。あとは追加資料で、と思っていたら、歯抜けはイカン、そろえよ、本日24日10時まで待つと・・・、とほほ。が、原稿は来てないし、レキハクの発表準備をやり・・・。結局、メールに返事をもらうことが金輪際ない人に電話をし、絶対間に合わないことを確認、もうお一人の分は、なんとか手直しをして(でも史料と図まで)、なんとか送信し、まあ一段落。
◆こないだ、29日の大歴の特別部会の取材を受け、材料を提供したら、カラーで掲載したようです。これが今日の夕刊。

伏見城の資料待ち

◆総会議案書は昨日完成させ、伏見城特別部会の資料作成も1.5名分、+共通部分を作り上げたが、2名分が未着。本日6月23日正午までに届けないと、阪大の生協で印刷してもらうには間に合わないと通告されるが、来ないものは仕方ない。土曜日のレキハクの発表にむけて、作業をしながら待つも、11:05現在、届きません。午後、藤井寺の現場を見せてもらう話になっているが、12:30までには出たいのですが・・・、どうなることか。
◆レキハクの発表も、何をするか、考えてはきたが固まらず、危うい。なんかやってお茶をにごすしかないですね。

公明党だけでなく

◆公明党は与党で居続けたいんでしょうね。じわじわと、ひとつひとつイチャモンをつけつつ落としどころを探られ、つきあっているうちに、ちゃぶ台をひっくり返すわけにはいかなくなりそうですね。が、現時点では集団的自衛権をめぐる公明党の抵抗に期待するほかない悲しさ。中央政界はともかく、地方にいけば公明党員の反対は大きいという記事があったが、それとは関係なく抱き込まれていくのでしょうか。飯島君の恫喝はすごいですね。それでも、池田おじさんの鶴の一声があるのでしょうか。無理か・・・。一方で、自民党の若手の中にも慎重論はあるようで(反対は?)、まとまらないようですが。
◆石川文洋さんのコメントはよかったですね。「戦争はきれいごとを言っても人の殺し合い、国家によるテロです。」というもの。

ニワ里ねっと

◆いろんなコトを片付けていたらもう17時。まあここから22時までが自分の時間でしょうか。飽き たので、ひとつ記事を。
◆3月に尾張美濃をめぐった時の記事は、見出しだけで終わっていて未完です。青塚に行ったとき、ちょうどNPO関係のみなさんが集まっておられ、カードやら、いろんなものをいただきました。うちの院生で前方後方墳をやろうとしている者は、Aさんにお会いして感激してました。で、抜き刷りを送ったところ、写真の『邇波』創刊号を送っていただきました。
◆犬山扇状地のニワ(たぶん古代郷なんでしょう)の文化遺産にかかわるさまざまな事業を展開し、町づくり事業を募集したり、実に活発に活動しており、Aさんらの専門家がエンジンとなって推進し、いろんなアイデアを出していることに感動した。文化財に関わる者が、日頃の職務とは別に、自分の専門を活かして市民のNPO活動に積極的に参画している姿に、そしてこれからも支え続けていくであろう、その精神に学ぶことは多い。

繰り返しですが6月29日

◆大歴大会の特別部会の資料は、あと報告者の原稿待ち体制までこぎ着けた。当日資料はモノクロ 印刷だが、前に現地見学検討会の時に作ってもらったチラシをいじって表紙をこしらえてみました。

織豊期城郭研究会の案内

◆研究会の案内が、わたしのところにも届けられた。会場は金沢だし、石切場をテーマにしている し、話をする人の多くが『ヒストリア』別冊でお世話になった方々だし、行きたいのですが・・・。レキハクの研究会と完全にダブリです。さてどうしたものか(1枚だけだが、9月14日午後の部の続きもあります)。

地方教育行政法の改正案が成立(6月13日)

◆昨日のことのようです。以下、ネットのNHK記事。教育委員会が知事・市長部局とは独立した委 員会である形は維持され、首長は教科書選定や教員人事には関与できないことになっていますが、新しい教育長の任免や、総合教育会議(大綱という名の大枠らしいが)を通して、首長の意向が、じわりじわり反映しやすくなるのでしょうね。 
教育行政に対する責任の所在を明確にするため、教育委員会トップの教育委員長と実務を取りしきる教育長を一本化するなど、教育委員会制度を見直す改正地方教育行政法が、13日の参議院本会議で可決され、成立しました。
 改正地方教育行政法は、いじめを巡る問題などで、責任のあいまいさや対応の遅れが指摘されたことなどを受けて、およそ60年続いてきた現在の教育委員会制度を見直すものです。
 法律では、教育委員会を、これまで通り教育行政の最終的な意思決定の権限を持つ「執行機関」と位置づけ、政治的中立性や継続性・安定性を確保するとしています。その一方で、教育行政に対する責任の所在を明確にするため、教育委員会トップの教育委員長と実務を取りしきる教育長を一本化した新たな「教育長」を置 き、自治体の長が議会の同意を得て、直接、任命や罷免を行うとしています。また、自治体の長が主宰する「総合教育会議」を新たに設け、教育の振興に関する施策の大綱を策定するほか、児童・生徒の生命などに関わる緊急事態への対処を協議するなど、これまでより自治体の長の関与を強める内容となっています。
 改正地方教育行政法は、13日の参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や生活の党などの賛成多数で可決され、成立しました。これによって、法律が施行される来年4月から、新しい教育委員会制度がスタートすることになります。

プラグイン

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
8 9 10 11 12 13 14
15 17 18 19 20 21
23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

バーコード

ブログ内検索