人を幸せにする人になろう

アンダルシアの旅(29)今日はセビーリヤ

◆タリファに行った日の夜、それはそれはすごい風でした。海辺近くの波の音のように、ず~と。しかし朝方になると、わa59a7183.JPGりと穏やかに収まっていました。写真は朝8:30.夜明けじゃないですか。サマ830d1f7f.JPGータイムとかどうよ。時間を変えたら、時計を変えなきゃいかん、営業時間の表示は変えないということか。ふだんは例えば日本的に言えば9:00~12:00が午前とすると、夏時間は8:00~11:00にする、というのと、どっちがいいか、ということだ。
◆発表が終わり、今日はカミさんと、もうひとり新潟大のなんとかさんの奥さんと(みな旧制の小林さんとよぶらしい)セビリヤに。セビリヤまでは約1.5時間ほどの電車。まあ、座席指定はまったく適当で、みんな切符もよく見ずに、来た車両の空いている席に座っfa8a660c.JPGている。観光客だからかどうかはわからん。で、その座席の本当の人が来ると動く。まあ、それでいいんですけど・・・。
◆セビリヤは大都会。大きな駅はあるのだが、カディス側から言えばひとつ手前で降りるのがよい。見どころに近いのはこっち。セビリヤには、この鉄道・バスだけでなく、地下鉄も路面電車もある。

アンダルシアの旅(28)1日目のおわり

◆そこからカディスの先端(北)をまわり、東海岸に回り、一周してバスタ08d68da0.JPGーミナルに戻る。大きな木が2本、これは何の木か。オリーブに似ているようにも・・・。あとよく見るのは松ですね。種類が違うんでしょうけど、マッシュルームのように、全体に丸い樹形になり、それがならび、特徴的な松林をなす。
◆あと面白いなと思ったのは道路。周囲の幹線道と、内部の街路とを直接的な交差点とせず、ここもロータリー的に、先に進んでから回っていくように取り付けてある。
◆バスターミナル19:30くらい。窓口でサンタマリアまで切符を買う。行きよりも高いのは何故。切符の種類
2f9acdae.JPGが違っているのだった。急行というのか、それは知らんが、とにかく座席指定。時間があるので、駅のカフェでコーヒーとサンドイッチ。20時過ぎに出て20:40頃に戻ってくる。
◆車内には最新のモニターがあり、停車駅が示され、次の駅はどこというアナウンスもある。21時頃にホテルに戻る。
◆たぶんそのあと、最初のブログをアップしたんだろう。部屋には無線ランが入っており、フロントで部屋のIDとパスワードを教えてもらえばOK。自分のノートPCの無線ランの調子が悪く(たぶんこないだの踏みつけられる事故以来)、カミさんのレッツノートで。

アンダルシアの旅(27)内部の利用

◆城跡内部の建物がいくつかあり、それぞれ展示スペースに使っていた。この城の絵図などを示したものだけではな8ec391e4.JPGく、現代アート展示、写真展などもあり、こっちは企画展のよう。ルーブル博物館に訪れ426abf5d.JPGた人たちの写真展などは、企画展というよりも、貸しギャラリーのような利用かもしれない。
◆城の説明の部分も、正確にいえばそういうものなのか不安(企画展風にも見える)。ほぼパネルのみ、ちっちゃいキャプションのみ。もうちょっと、この遺跡に即して、なにかをわかってもらう工夫はいるように感じた。
 

アンダルシアの旅(26)カディス城市

◆西海岸に出る。ごっつい波除ブロックがいまは積み上げているが、城壁が直接海に面してc431795b.JPGいた時もまた、その城壁を守るのに苦労したかもしれません。やや斜めだが、ま、北に1161a5f2.JPGのびる島として、大西洋の荒波を直接かぶるのが西岸である。カップル多数、ベタベタしている。
◆旧市街のある北端部の入り口には城壁と城門があり、けっこう立派に造ってある。あとはぐるりと海に面して城壁をまわす。西海岸に五稜郭風の、なんていうんだけっか、稜角式?城郭がある。角が三つ、海に張り出させている。
◆入るのは無料、入口に職員1人、観光客がぽつりぽつりと入っていく。内部の建物は、展示施設として利用してある。それはまた次で。展示物であったカディスの旧図を掲げて
46986f7f.JPGおく。イメージをもって0f94596c.JPGもらえるだろう。この地図の左上につきだした稜角式城郭のことである。
 

アンダルシアの旅(25)カディスの街を歩く

◆時間はメモしていないのでわからん。18時過ぎに着いたような記憶がある。バスを降り、街中にもぐりこむ。どことも26771809.JPG絵になる。石造りの壁を見ると、海岸の石なんだろう。多孔質でギザギザな石、とc7c3ffa3.JPGにかく硬い石を成形し積み上げ、間を塗りこめば壁になる。壁立ちの文化だ。それが何百年と継承されていく。日本の柱立ちであれば、どうせ木造で建て替えるから、都市計画で拡幅にしておき、長い時間をかけて道を広げるのだろうが、そうはできないわけだ。石造りの街の基本はできて以来、それこそ戦乱でぐちゃぐちゃにならない限り、都市内部を区画整理することはないだろう。道も広がらない。だから狭く、そこを車が走る。一戸建ての概念はないし、家に車庫を設けることもない。サd9e8aa70.JPGンタマリアでもけっこうPが目立ったが、考えてみればこれも外来者用ではなく街の住5c8daa87.JPG人用のものらしい。そして片側が車が通れるような幅があれば、基本は路駐ということになる。
◆キャシードラル。3ユーロで入ってみる。スペイン語ではカテドラル、なんて訳すんだろうか。大聖堂?。まあ、でかい。そして、儀式用に、いろんな装置が発達している様子がわかる。
◆そのあと、南海岸に出て、カディスの街を歩く。島の先端全体が城市で、城壁が取り囲んでいたわけだ。
 

アンダルシアの旅(24)タリファをあとにして

◆そこから、今度は浜辺を歩いてバスターミナルへ戻る。本格的な海水浴シーズンの直前というところか。完全な砂bc6be42f.JPG浜、あんまり貝殻はない、ごみもない。遠浅ではないんだろう。とくに風がきつい日ではあるが、こういう波を見ていると、サーファーたちは心が騒ぐのであろう。
◆バスターミナルに戻る。15:30着。タリファに3時間弱いたことになる。待合で、ビールとパンを食べる。ビールは1.5ユーロ、安いもんだ。バスは16:00発。アルへシラスから戻ってきた大勢の客を乗せている。もぐりこんで、カディスに戻る。

アンダルシアの旅(23)大西洋と地中海

◆写真をワンカット。島を出て道を戻ると、右手と左手に看板がある。よく見ると、右手(東・南)は地中海、左手(西・北)839056cf.JPGは大西洋とある。まあ、どこから海をどう呼び分けるなんざ、はっきりしているわけではないだろうが、ジブラルタル海峡の西端のこの地が境界ということらしい。
 

アンダルシアの旅(22)要塞の島に渡る

◆ここはまあ、言ってみれば潮岬みたいな突先の地点(潮岬は対岸はないが)。隅部に島があり道が取り付けてある。cd538216.JPGいまどういう所管か知らないが、スペイン軍の管理地みたいだが、もはや使ってc6d8e7a9.JPGいるわけではなさそう。灯台の管理と、一部倉庫として使っているくらいみたい。入口は封鎖をしているようではあったが、脇からは立ち入れた。
◆ともかくも、まずこの道路を進んでいくのが難儀。南からの暴風にさからって前へ突き進まないといけない。ほんとうに体が時にもっていかれる。外国人夫婦がいたが、旦那はオレと同様、島をめざして進むが、奥さんは風と吹き付ける砂粒に負け、最初のところで断念し引き返していた。天気がよければそんなでもなく、ことさら大げさに言うほどのこともないのだろうが、今日の天気ではそうなる。
◆島の内部に入る。いつまで軍の施設として生きていたんかな。まあ第2次世界大戦までなんでしょう。そのあとの
d642de81.JPG現代的な新しい施設はない。1945年でストップしているんだろう。兵舎みたいな建物eb77dad3.JPGがいくつかと、島のまわりに砲台が各所に配置されている。北側をめぐるも、南側はながめるだけにしておいた。朽ち果てた大砲が残っている。ツワモノどもが夢の跡。真ん中に、迷彩色に塗られた巨大な大砲があるが、これっていつのもの?。雰囲気的には第1次世界大戦か。
 

アンダルシアの旅(21)タリファの城・旧市街

◆さて、どうしたもんか。アルへシラスに行く?どうやっていくのだ、バスか?、たとえたどり着いても、むこうのフェリea5e83d1.JPGーは動いているとしても、あっちは3時間の船旅らしい。そうなると帰ってくる自信はない。タef4a3d37.JPGバコを買い、どうするか考えるが、まあやめとこう。まずab4fdb98.JPGは、せっかくなので、タリファ自身を歩いてみよう。腹ごしらえをと思ったがカフェに寄る勇気もない。旧市街の城壁はかなり残っているようだ。フェリー乗り場からぐるりと時計回りに城の外側をまわる、途中、旧市街に入り、城郭都市の内部を味わう。街路はあんまり変わっていないのかもしれないが、そこは現代都市になっており、過去の雰囲気はない。まずそんなに大きくはない。
◆そして街の中心部をバス乗り場に戻るのではなく、海岸沿いの来た道を引き返す。
 

話変わって

◆息子はいつから東京に行くんだろうか。もう鍵はもらっており、最低限のものはネットで発注、配達日があるので、それに間に合うように、ま、行くであろう。それがいつかは知らんが、親2人はスペイン。あとは1人で生きて行け。たぶん、29日とか、30日とか、かな?

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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