人を幸せにする人になろう

アンダルシアの旅(14)ロータリーという文化

◆たぶんヘレスに着く前だと思う。中の席だが窓に乗り出して見ると(もしかしてマドリッドかも)、新たな宅地開発がいくa017b087.JPGつか見え、街路を作っている。その違和感。交差点がみな丸いのである。ロータリーになっている。
◆空港からタクシー。新潟大学のおっさんと3人(見かけは五十川さんにそっくりである)。35ユーロ。ヘレスではなく、プエルト・デ・サンタマリア。タクシーから外を見ていると、畑地・牧草地、風力発電のプロペラ群。巨大な牛の看板(闘牛?)。たぶん有料道路を通り、サンタマリアに近づき降りるが、信号がほとんどないのである。あるのはロータリー。車の動きを止めず、回して、直交方向でも行かせるわけだ。日本にはない文化である。中国・朝鮮でも条坊だが、シンボル的なものを真ん中に置き、ロータリーになっているところは、西安でもソウルでも見たような。それに対して日本ではまず見ない。思いつくのは美原?ジャンクションのところだが、どうすりゃいいのかどドギマギしてしまう。むろん信号は0ではなく、交通量の多いところにはあるのだが、住宅街の交差点などでは、まず信号はない。それと電線もない。
◆ホテルは、モナステリオ=サンミゲルという。元宗教施設?。

アンダルシアの旅(13)ヘレスへ

◆ここまですべてエアバスだが、この飛行機がいちばん小さく、両側3列。たぶん左側だったと思う。通路席に既に1199d7da4.JPG人座っており(この人も学会に参加する人だった)、カミさんがさっさと窓側に入り、真ん中とな3970e011.JPGる。つまらん。
◆17:20頃に着く。日本人もちらほら、学会組だ。新潟大の先生も、外国の友人と言葉を交わしている。それからだ。新潟大の先生の荷物が出てこない(羽田から)。ほかにも10人強くらいいたか。泊まり用最低限セットをもらっていた。カミさんいわく、バルセロナとヒースローは、荷物が届かないことが多いという。荷物が確かに受け渡されるか不安で、経由の場合も、一度出して、再度、預ける方が無難という。それと大事なものはすべて手荷物に入れておくこと。間違っても学会の発表関係の資料は荷物に入れない。届かなかったときは真っ青になる。
◆ちなみに、今回、オレの小さめのスーツケースで、鍵を自宅のテーブルに置いておいたのだが、カミさんは気づかず、だから鍵はかかっていない。レバーで閉まっているだけ。最近は鍵をかけたことはないという。テロでアメリカ入国が厳しくなり、スーツケースも必ず開けてチェックされ(いまは知らん)、鍵がかかっていても壊して開けていたという。それでみんな鍵を掛けなくなったんだとさ。

アンダルシアの旅(12)マドリッド空港で一杯

◆腹ごしらえをかねて食事。カミさんはあんまり腹は空いていないという。空港でうろうろし、食事処に入る。いろんな調8be01f23.JPG理されたものがならび、盆をもって注文をすると盛りつけてくれ、最後に飲み物を取ってa59dcfd0.JPG精算する。それにしても、日本人には大きすぎるトレイである。肉を見ると肉が食いたくなり、缶ビール2種を頼む。初めてユーロを使う。レジがあり、数字が表示されるので、金を出すのは楽。33ユーロ余り。途中で食い物もビールも買い足す。なかなか幸せな気分である。
◆さらにコーヒーを飲んでうだうだし、90番搭乗口から乗る。
 

アンダルシアの旅(11)マドリッド空港

◆T4に到着。自動チェックイン機が4台ならんでいて、オネエさんに教えてもらい、カミさんが入力するが、アクセスボタ39a0b86f.JPGンを押すと不調。オネエさんは、時間を置いて押せと・・・。オレはイラチなので、10回くらい押すが同じ。結局、窓口でやるのと変わらんが、カミさんは我慢強くやっていると、ようやく成功する。バゲージ1を選択すると、スーツケースに貼り込むヘラス行きのシールも出てくる。結局は、その荷物を預けるのに、やっぱり窓口にならぶ。
◆新潟大の先生は、気をきかせたのか、また現地でといって消える。そのあと、まだ2時間くらいある。ひとつ前の記事で、独特の屋根の外観を見てもらっていると思うが、内部の写真もアップしておこう。なかなか支柱の配色もきれいだ。最初のところは黄色だし、なにか色分けがあるのかもしれない。

 

アンダルシアの旅(10)マドリッドに到着

◆マドリッド空港に到着。なぜかメモはない。もともと欠落させたか。たぶん、夏時間で25日7時がイスタンブールで、さ8147cdae.JPGらにスペインは1時間のずれなので、6時、そっから4時間として、10時頃に着いたんだと思う(11:10というメモもあるが、もはや不確か)。着陸してから、降りるまで、15分近く、いやそれ以上?、出口まで空港の中を移動している。国際線・国内線で合計、T1からT4まで四つのターミナルがあり、T4にはサテライトまである(T4S)。
◆次は、イベリア航空に乗り換えて、ヘレス(デ・ラ・フロンターレ)まで飛ぶ。ヘレス行き発は16時なので、マドリッドでは時間はある。無事にバゲージ1ヶ着き、そこからスペイン入国。カミさんは、1年半前のプラハの時、パリから帰った際の出国記録がないと、足止めされる。どうもスタンプが薄く、読めないらしい。ま、適当になんとかなり、出口に出たものの、さて、どうすりゃいいのさ状態。イベリア空港の窓口に行くと、現在地のターミナルがどこかは知らんが、緑のバスでT4へ行けと。その直前に、新潟大学の先生と鉢合わせ、同じヘレス行きの飛行機とのことで、一緒にT4へ。今回の放散虫などを扱う学会に日本から行く人間の多くは、マドリッドからは鉄道だそうである。

 

アンダルシアの旅(9)スペインの大地を観察する

◆あとは、スペインの大地をひたすら観察する。うねうねする平原、段丘、蛇行する川、河谷、断崖、旧河道、山地、褶306c3181.JPG曲、集落、教会、集落から放射状にのびる道、赤茶けた畑、乾燥した白っぽい大地。自e7a5fd60.JPG然地理をやっている者にはたまりませんな。むかし集中講義を受けた貝塚爽平先生のことを思い出していた。
◆でもなんで、あんな断崖が長く続いているんだろう。画像を見ると、またそれぞれ面白い地形を思い出すであろう。
◆それと、茶色い畑地はいいのだが、白っぽいところが目立つ。乾燥しきっており、また土地も肥沃ではない。林の部分も樹木は緑なんだが土地が白いのだ。貧困な畑地という印象が強い。そういうところも少なくないように思う。スペインはもっ
a0928ca6.JPGと植林を9cb6f819.JPGして森林を育てればと思うが・・・。
 

アンダルシアの旅(8)バルセロナ

◆バルセロナも、市街地は飛行機の左側なら見えたかもしれない。天気はすこぶる良いので、サグラダ=ファミリアも見6ebc9706.JPGえたかもしれない。が、こっちは反対側で、バルセロナ郊外かなと思うような新興住宅地を目にした程度。
 

アンダルシアの旅(7)ピレネー

◆その先は、海岸線近くを飛び、フランスに食い込むことはない。すぐにバルセロナの近くに達するだろう。さらに窓を2bc2b0a8.JPG眺めていると、さらに高い雪を乗せた山地の連なりが見えてきた。ピレネー山脈ですやん。
 

アンダルシアの旅(6)マルセイユ

◆モナコやニースのあたりを通過し(飛行機の南側なので見えない)、16:45頃、マルセイユかなと思うところを通過e792ee2e.JPG。ヨットハーバーもならんでいる。10df05d2.JPG
 

アンダルシアの旅(5)アルプス

◆山ばっかり。その山の谷間に細長い残雪の縞模様が見えてきた。空は雲が一面に覆っている。アルプスは見えない25087946.JPGのか、と思っていたら、ありました。遠い雲の先を見ていると、雲にしてはおかしなピラミッドがある。あれがアルプスだな、とわかってみれば、雲の上に聳える山地のならびが認識できる。16:40頃。尖っているところは、よく知らないが、マッターホルンや、アイガーや、ユングフラウや、なんかそんなんなんだろう。全体で三グループくらいに分かれている。東の一群、中央の一群、そしてフランス側の西側の一群である。東・中央は飛行機から遠いが、西側の一群はどんどん近づき、厚みもわかる。手前から横にのびる山地の帯が連なり、そのむこうにいちばん高い峯峯が見える。
◆まあ、こういうところでウィンタースポーツなるものは発達するんだろうな。そして山岳部が切れると、フランスの平原が広がる。これまた豊かですわ。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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