人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
ガレキ焼却続報
◆大阪でのガレキ焼却で、その経費は平成24年度で49億というが、その半分は運搬費という。
◆しかしそもそも、ガレキ焼却のための予算計上段階で、ガレキ量を見積もったものの、現実には1/6だそうである。東北地方では最新の焼却場12基が建設され、ガレキを取り合っているのだとか。全国がガレキ処理で協力することは理屈上はよいことなのだろうが、現実は必要がないというか、バランスが取れていないわけである。
◆運搬費のコストに半分を要する、つまりは産廃業者が儲かっているらしい。コスト的には東北で処理するのが合理的である。が、それがいいというわけではない。PM2.5のことを考えると、そうした危険性もすべて東北に押しつけるのでなく分散させる、協力するということはもっともらしい。一方で、過大な見積もりにもとづき、ガレキ処理関係に3年で1.2兆円が計上されているとのこと。運搬費が6000億円とすれば、その6000億円を復興そのものに振り向けるべきではないのか。
◆大阪でのガレキ焼却も2ヶ月で終わりという。もうガレキはないのだ。が、対応するための予算措置が当初量ママに組み上げられ、まあ、いわば金がうなっている世界が現れ、たかっている構図があるわけだ。
◆橋下くんの対応は、理念はいいかもしれないが、それも怪しいのではないか。正しいことをしているというならば、堂々とやればいい。隠すな。そうでないとろに胡散臭さを感じる。住民を犠牲にして大阪府が大阪市が、大阪の業者が、儲けようとしてんのとちゃうのかと。ここまですべてカミさん情報なのだが、橋下君が著書で「政治家は平気でウソがつけないとダメ」みたいなことを書いているのを見ると・・・。
◆ところで、世界のゴミ焼却場の7割が日本にあるんですって・・・。どう思いますか。日本って使い捨てのゴミ焼きまくり王国ってことですね。生活文化立国みたいなことを前に書いたが、その裏は新しいものを消費しては捨て続けている、世界で稀な国だということになりますわな。またそれも一面で、これはまた不必要な焼却場を、各自治体が造り続けていることの現れでもある。ゴミの量はゴミの量での比較が必要だが、それに応じたもの以上の焼却場の新設、大規模なものへの建て替えなど、造り続けているという構図があるということでもあろう。
◆ちなみに堺市の焼却場新設の話がありましたね。堺市はガレキ焼却を受け入れていないが、検討もしていないのに検討すると言って手を挙げて、国もまた予算を消化しないといけないので、焼却場の新設予算86億がつき、市長は「ありがたく頂戴する」と・・・。この国の金の使い方のデタラメさ・・・。
◆なるべく金を使わない、もっったいないという精神こそ、日本が「取り戻す」ことではないだろうか。
◆しかしそもそも、ガレキ焼却のための予算計上段階で、ガレキ量を見積もったものの、現実には1/6だそうである。東北地方では最新の焼却場12基が建設され、ガレキを取り合っているのだとか。全国がガレキ処理で協力することは理屈上はよいことなのだろうが、現実は必要がないというか、バランスが取れていないわけである。
◆運搬費のコストに半分を要する、つまりは産廃業者が儲かっているらしい。コスト的には東北で処理するのが合理的である。が、それがいいというわけではない。PM2.5のことを考えると、そうした危険性もすべて東北に押しつけるのでなく分散させる、協力するということはもっともらしい。一方で、過大な見積もりにもとづき、ガレキ処理関係に3年で1.2兆円が計上されているとのこと。運搬費が6000億円とすれば、その6000億円を復興そのものに振り向けるべきではないのか。
◆大阪でのガレキ焼却も2ヶ月で終わりという。もうガレキはないのだ。が、対応するための予算措置が当初量ママに組み上げられ、まあ、いわば金がうなっている世界が現れ、たかっている構図があるわけだ。
◆橋下くんの対応は、理念はいいかもしれないが、それも怪しいのではないか。正しいことをしているというならば、堂々とやればいい。隠すな。そうでないとろに胡散臭さを感じる。住民を犠牲にして大阪府が大阪市が、大阪の業者が、儲けようとしてんのとちゃうのかと。ここまですべてカミさん情報なのだが、橋下君が著書で「政治家は平気でウソがつけないとダメ」みたいなことを書いているのを見ると・・・。
◆ところで、世界のゴミ焼却場の7割が日本にあるんですって・・・。どう思いますか。日本って使い捨てのゴミ焼きまくり王国ってことですね。生活文化立国みたいなことを前に書いたが、その裏は新しいものを消費しては捨て続けている、世界で稀な国だということになりますわな。またそれも一面で、これはまた不必要な焼却場を、各自治体が造り続けていることの現れでもある。ゴミの量はゴミの量での比較が必要だが、それに応じたもの以上の焼却場の新設、大規模なものへの建て替えなど、造り続けているという構図があるということでもあろう。
◆ちなみに堺市の焼却場新設の話がありましたね。堺市はガレキ焼却を受け入れていないが、検討もしていないのに検討すると言って手を挙げて、国もまた予算を消化しないといけないので、焼却場の新設予算86億がつき、市長は「ありがたく頂戴する」と・・・。この国の金の使い方のデタラメさ・・・。
◆なるべく金を使わない、もっったいないという精神こそ、日本が「取り戻す」ことではないだろうか。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。