人を幸せにする人になろう

下垣さんとしゃべるのは楽しい

◆電話がかかってきた。彼とはいつも長くなる。互いに考えていることをしゃべりあい、「どうよ」と言い合える。関心が重なる同士で(むろんベースは違うが)、楽しいことであり、ありがたいことである。
◆オレがぶつけてみたのは、歴博の原稿を書き進めていると、これまで3世紀前半の倭国という枠組みができあがった段階に考えてきたことの多くが、実は2世紀後半にさかのぼるということだ。別に列強の相競う時代でいいのだが、マキムクがあり、100mの前方後円墳があり、そしてそこに漢鏡7期第1段階の鏡をおいてやると、これかなりのもんではないか、と思うのだ。のちの倭国の枠組みに近いようなものが、つまりはヤマト国の求心性が生まれている、ということ。中国鏡はわからんといわれればそれまでだが、マキムクに外来の人々がやってきているのだ。これは何のため?なにかを求めてきているだろうに。別に交易といったっていい、人々の集散の核ができあがっているんだよ?。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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