人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
伯太の合同調査終了
◆無事、終了しました。今回、伯太の水利と伯太藩陣屋跡を理解することを課題として臨みまし
た。
◆水利は、初日最初の聞き取りで、水利組合の保管する絵図が出てきて、そこに3系統の水がかりが塗り分けてあり、一発で知りたいことがわかりました。和泉市史テーマ編の時、伯太の水はどこから来ているのか、グーグルアースのお世話になりながら調べ、槇尾川からだろうと考えていたのですが、基本は山の水だという意見もあり、原稿には書いていたものの、校正時に落としました。やはりそうだった!ということです。現地で水路をたどり、黒鳥の天神さんまでたどりました。前から、グーグルアースのビューで、天神さんの横に水を祭ったと思われる祠があり、水路がめぐっていて、これ意味深だ!、ここに行きたいと思っていたのですが、たどりつくことができました。
◆江戸時代の絵図で、国府河津井から枝分かれし、伯太方面にのびる水路を表現したものがあることも教えてもらいました。ただ、現地で確認したところでは、3本が枝分かれする国府河津井よりも
、伯太からたどってきた水路は高さが高く、つながりが確認できませんでした。絵図を手がかりに、再度、訪問が必要です。ただやはり高さは気になります。確認できていない近世絵図に描かれた枝分かれ箇所から、ほんとうに引かれているのかもしれません(普通に考えればそうなのだが)。が、一方で、黒鳥の村中を通る天神社につながる水路も、たとえば光明池ができた時に付け替えられた、といった新しいもののようにも思えないのです。
◆江戸時代の絵図というのは、争論に際して?、黒鳥と府中の水路を中心に描かれたもので、伯太にのびる水路は付加物的な描写です。その辺もまた気になるところです。無関係な点は省略されている可能性はないのかと・・・。江戸時代の絵図を見せられれば、そうなんだろうとは思うのですが、それがすべてなんだろうかと・・・。さらに検討してみます。
◆水利は、初日最初の聞き取りで、水利組合の保管する絵図が出てきて、そこに3系統の水がかりが塗り分けてあり、一発で知りたいことがわかりました。和泉市史テーマ編の時、伯太の水はどこから来ているのか、グーグルアースのお世話になりながら調べ、槇尾川からだろうと考えていたのですが、基本は山の水だという意見もあり、原稿には書いていたものの、校正時に落としました。やはりそうだった!ということです。現地で水路をたどり、黒鳥の天神さんまでたどりました。前から、グーグルアースのビューで、天神さんの横に水を祭ったと思われる祠があり、水路がめぐっていて、これ意味深だ!、ここに行きたいと思っていたのですが、たどりつくことができました。
◆江戸時代の絵図で、国府河津井から枝分かれし、伯太方面にのびる水路を表現したものがあることも教えてもらいました。ただ、現地で確認したところでは、3本が枝分かれする国府河津井よりも
◆江戸時代の絵図というのは、争論に際して?、黒鳥と府中の水路を中心に描かれたもので、伯太にのびる水路は付加物的な描写です。その辺もまた気になるところです。無関係な点は省略されている可能性はないのかと・・・。江戸時代の絵図を見せられれば、そうなんだろうとは思うのですが、それがすべてなんだろうかと・・・。さらに検討してみます。
- << 3系統の水利の塗り分け
- HOME
- あすから合同調査 >>
プラグイン
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(02/05)
(02/05)
(01/27)
(01/16)
(01/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。