人を幸せにする人になろう

大阪市大と和泉市の合同調査

◆やっぱりイイもんだ、と改めて感じる。今年、D進学者がおらず、また、就職等で院生がかなり 抜け、現有院生が今年度の調査について心配し、春先に教員側と話し合いをもった。院生が多大な労力を傾けて取り組んでくれており、負担だがそうやってこれまでやってきたという自負もあるからこそ、年度初めに、ただちに今年はどうなるのかを心配してくれている、その姿勢に敬服する。そして話し合いをしてよかったと思う。
◆最終日の報告会は4時間におよんだが、各班で相談して事項を整理し、資料を作成し、担当を決めての報告が続く。例年の姿ではあろうが、なにか頼もしく見えた。2回生はじめ初めて参加する学生は、どういうことをするのか、あれこれ聞かされ、事前のガイダンスもあるとはいえ、よくわかっているわけではないだろう。けれども調査にはいると、一緒に文書の目録を作成したりするなかで、どういうものかを知っていく。上回生や院生とともに、きわめて真面目にやっているという当たり前のことが自覚されていく、そんな3日間になっているように思える。単に経験するというのでなく、史料や聞き取りやフィールドからわかることを探っていく姿勢や、共同して取り組むなかで自分も一員としてついて行こうとすることなど、やってる意義は大きいように思う(あんまりうまく言えませんが)。むろんカタイばかりではありません。
◆実行委員会で取り組み、教員がぐいぐい引っぱるのでなく、院生たち学生たちが、それぞれ準備し、運営し、みながそれぞれ役割をもち、その共同作業の上に進められている、そういうあり方が実にいいもんだと思う。実行委員のみなさん、ありがとう!。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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