人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
喜界島と城久遺跡(5)歴史民俗資料館
◆それから歴史民俗資料館に行く。Mさんが出迎えてくれる。サトウキビを絞るのに、大島ほかでは牛のところ、喜界島では
馬。喜界馬という在来種がいた。しかし、どこでもキビ畑とセットで鉄釜による黒糖の自家生産で
あったが、1959年に製糖工場ができ、農家はキビ栽培、圧搾-黒糖加工は工場ということが進む。次第に自家生産がなくなっていき、それとともに馬は不要となり絶滅したという。最後の1頭が剥製にされて資料館に陳列されている。
◆中央公民館があり、隣に資料館があり、渡り廊下でつながっている。縄文の採集された石器やらにはじまるが、いまは城久遺跡などの最新の考古資料は埋文センターに4月から移動し、主に民俗資料がならぶ。黒糖生産関連、ノロやユタ(呪術師みたいなもの?)、高倉など。
◆町民がどれだけ城久遺跡群のことを知っているか、よくわからないが、十分とは言えないだろう。埋文の体制整備は喜ばしいことながら、遺物を収蔵する埋文センターでより専門的な展示をするのはよいことではあるが、普通の町民は、町役場や中央公民館に行くことはあっても、かなり離れた滝川の埋文センターまで足は運んでくれない。一般向け展示の中核はやはり歴史民俗資料館に置くべきだろう(写真のパネルと写っていないがその下の展示ケースひとつが、資料館に残された城久遺跡群のコーナー)。
◆公民館のカウンターでアイスコーヒーとハーゲンダッツのアイスクリームをいただく。感謝。
◆中央公民館があり、隣に資料館があり、渡り廊下でつながっている。縄文の採集された石器やらにはじまるが、いまは城久遺跡などの最新の考古資料は埋文センターに4月から移動し、主に民俗資料がならぶ。黒糖生産関連、ノロやユタ(呪術師みたいなもの?)、高倉など。
◆町民がどれだけ城久遺跡群のことを知っているか、よくわからないが、十分とは言えないだろう。埋文の体制整備は喜ばしいことながら、遺物を収蔵する埋文センターでより専門的な展示をするのはよいことではあるが、普通の町民は、町役場や中央公民館に行くことはあっても、かなり離れた滝川の埋文センターまで足は運んでくれない。一般向け展示の中核はやはり歴史民俗資料館に置くべきだろう(写真のパネルと写っていないがその下の展示ケースひとつが、資料館に残された城久遺跡群のコーナー)。
◆公民館のカウンターでアイスコーヒーとハーゲンダッツのアイスクリームをいただく。感謝。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。