人を幸せにする人になろう

津堂の鏡、なかなか撮影できず

◆津堂には斜縁二神四獣鏡が2面あり、同笵と思いこんでいたが違うことに気づく。岩崎山4号と同笵なのは片側で、もう1面のやつは違っていた。今日、岩崎山の写真を背景に、前に撮影した写真をパーツで切り出し、配列してもらっていたが、どうも文様が違うのだ。銘文もどうやら違う。奈良のタニグチ1号墳のように、銘文の文末と文頭の境に文様を入れるものらしい。斜縁の通有の銘文であれば、数文字の銘帯部の破片2点もおおよそ配列できるのだが、銘文も定型のものでなくやや違うみたい。
◆『樋口古鏡』を読むと、2面のうち1面は岩崎山と同笵とちゃんと書いてあった。この岩崎山と同笵の1面と倭製の1面は、前に宮内庁に撮影に行ったときも貸し出し中で撮れず、今回、宮内庁に打診したときは、既に近つに貸し出されており、またまた撮影できない事態に陥っている。近つで撮影させてほしいところだが、頼んだが無理と言われた。ま、しゃーない。

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雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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