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鹿屋市の立小野堀遺跡の地下式横穴群

◆宮崎市内での呑み会で。立小野堀遺跡で地下式横穴が174基に達し、全体では200数十基になる見通しという。1箇所でこれだけの数、確認されているのはここくらいという。鹿児島県内では、これまでに見つかっていた地下式横穴ぜんぶの数を超えるものという。そしてTK73?、TK216と、古いものが数多い。新しいのでTK10といったか。
◆これだけの地下式横穴が発掘されるのは、後にも先にもここくらい、ということになりそう。で、これ東九州自動車道という。地下式横穴で史跡はなく、えびのの島内も同意取りが難しく未指定という。この遺跡、はたしてこのまま自動車道で壊していいものなのだろうか。すぐ脇まで工事はきているという。関係者も当然考えないわけではないだろうし、どういった経過をたどったかもわからないし、あまり簡単にこんなことを言うのは控えるべきだろう。が、多くの人は、たぶん同じように考えると思う。史跡になっておかしくないもので、なぜ残す話にならないのか、と。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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