人を幸せにする人になろう

2023年9月9日、豊橋2

◆吉田城下に、東海道53次の吉田宿があるのだが、そこから東海道は、南東方向に進み、遠州灘に近づき、東へ進むと「二川(ふたがわ)宿」がある。三河の東端の宿場町で、その先、国境を越えると遠江に入る。浜名湖も近い。
◆この「豊橋市二川宿本陣資料館」の展示がよかった。東海道53次の宿場町で、同じような展示施設はほかにもあるのだろうし、それを知らないのではあるが・・・。平易でわかりやすく、図等もよくできたパネルがならぶ。伝馬という制度について 説明があり、公的な荷物などは馬・人足により、宿場ごとにリレーされ、隣の宿場を越えて先へ行ってはならない。順々に継いでいくから53次というのだそうである。そして馬100匹・人足100人だったかを備えるが、それを補う助郷という制度の説明など、なかなかよくわかる。19世紀の問屋場の帳簿が残っており、取り扱った荷物量の増加グラフもあった。これらよくできた文・図表からなるパネルや展示物が、図録(1000円)に収録されているのがうれしい。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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