人を幸せにする人になろう
- 日々の雑多な感想や記録を書き留めていくことにします―2008年6月~―
25日は根来の書評会
◆大阪駅前第2ビル4階のコンソーシアム大阪のセミナー室で開催。10:30~17:00まで。満席で盛況
でした。惣国とか都市とか、考古学で形成期の、つまりどこから国といえるか、どこから都市といえるか、という議論ともつながる点がありますね。また、雑賀が横ならびで、根来が系列関係を多数含みながら求心性をもつなど、といった内実の形態についても。
◆いずれにしても、根来研究の進展とか、昨年の本の意義とか、そこで展開されている議論の中身や、課題など、いろいろと勉強になった。
◆ふと、西側尾根の要害を問題にしてきたわけだが、西の山城とか、大きな掘とかを考えると、天正10年以降の防備体制をちょっと広い目で考える必要があるかなと感じた。一乗閣移転地は大門とともに最終防御ラインになるんだろうが、その手前のところでも施設を構築している可能性を考えないといけないかな、と。
◆昨年の本が現時点のひとつの到達点として基本文献になっていくことは間違いないところだが、今回の書評会の内容や議論もまた、『ヒストリア』でまとめておけば、さらに意義深いものとなるかなと思い、企画者側に原稿化することも考えほしいとお願いしてみた。
【追記】それにしても、白山平泉寺が勝山市がねばり強く取り組み、ガイダンス施設を設けたり、遺跡の整備にも進んでいる姿とのギャップは何なのだ、と思わずにはいられなかった。
◆いずれにしても、根来研究の進展とか、昨年の本の意義とか、そこで展開されている議論の中身や、課題など、いろいろと勉強になった。
◆ふと、西側尾根の要害を問題にしてきたわけだが、西の山城とか、大きな掘とかを考えると、天正10年以降の防備体制をちょっと広い目で考える必要があるかなと感じた。一乗閣移転地は大門とともに最終防御ラインになるんだろうが、その手前のところでも施設を構築している可能性を考えないといけないかな、と。
◆昨年の本が現時点のひとつの到達点として基本文献になっていくことは間違いないところだが、今回の書評会の内容や議論もまた、『ヒストリア』でまとめておけば、さらに意義深いものとなるかなと思い、企画者側に原稿化することも考えほしいとお願いしてみた。
【追記】それにしても、白山平泉寺が勝山市がねばり強く取り組み、ガイダンス施設を設けたり、遺跡の整備にも進んでいる姿とのギャップは何なのだ、と思わずにはいられなかった。
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プロフィール
HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。