人を幸せにする人になろう

あさきゆめみし

◆このところ、『あさきゆめみし』を読んでいた。なにをやっているんでしょうか。「源氏物語って、あんな話なんや」afa57d38.JPGと言うと、カミさんが「よくそんなんで文学部に行ったな」と。「いずれのおおんときにか、にょうごこういあまたさぶらひたまいけるなかに、いとやんごとなききわにはあらぬが、」とそらんじると、「完全に受験だけやな」ともバカにされる。ま、そんなもんです。大学に入って、友人の高善雄くんが「紫の上作戦が理想や」と主張していたのを思い出す。
◆まあ訳本を読むわけがない。なんでか、谷崎訳の源氏物語をそろえてはいたが、読みはしない。マンガがちょうどよい。
◆それにしても、源氏物語ってよくできた話ですね。ストーリーとか・・・。女性が書いたところにも意義があるだろう。最後のところ、紫の上が死んだところの描写で、ズキンとくる表現が。いま原本がないが、「なんでオレはしあわせになれたのに、しあわせをつぶすようなことしかしてこなかったんだろう」というところ。オレは人をしあわせにできているんだろうかと自省する。
◆別に、里中真智子の『ギリシア神話』も読む。あは、何をやってるんでしょうね。これも勉強になる。これも「そうやったんや」と言うと、カミさんは「常識や」と。いや、これはよくできてるマンガですよ。

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プロフィール

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雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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