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ねごろ、岩出市民俗資料館

◆根来の現地で確認したいことがあったので行く。何を見たいか。改めて、調査地点のある尾根の状況を見て71759510.JPGおきたかった。いま、道が斜めに横切っている。イメージは北側が高く、南半はやや低く、その境で道がむかしから横切っていたんだろうと。
◆しかし、道の南側も十分に高い。そんなに低くなるわけではない。一定の高さの尾根が南にずっとのびている。そのなかで、いま道が横切っている地点は、広域農道の地点のように、やや谷が入っていたのかもしれない。絵図では、そこから蓮華谷川に橋がかけられているので、大門とならぶネゴロへの入り口として、尾根を切り櫓門を置いていたのかもしれない。
◆ついでに根来市民俗資料館に行く(はじめて)。ちゃんとした資料館ですね。和歌山県内市町村で、こうした資料館をもっているところは少ないだろう。ただ、岩出市の資料館で、岩出の歴史をひととおり扱っているんだけれど、根来についてはもっともっとボリュームをもたせられるであろう。所在地からして、ある程度、特化すべき。オープン時点までの調査成果を踏まえているのだろうが、根来寺旧境内遺跡について、どこまで調査されわかっているのか、最新の成果を学ぶことはできないわけだ。

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雲楽
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男性
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1964/03/22
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大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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