人を幸せにする人になろう

またまた大阪城

◆大阪城の調査のことを、いくつか記事にした。オモシロイもので、そうこうするうちに大阪市から電話があり、大阪城の集客・活性化のマスタープランを作るのだそうで、その専門的ワーキンググループみたいなの(なんとかアドバイザリーなんとか、という横文字に弱い人間には覚えられない不親切な名前であった)に入ってくれと。「ハイ、喜んで」。で、16日の木曜日に説明に来られて話を聞く。
◆これはどうやらうちの生活科学部の谷直樹先生(建築史)の推薦であるらしい。坂井英弥さんもメンバーに入っている。いろいろ話をしていると、やっぱり石垣のレーザースキャン話は伝わっていない。大阪市のことは前にも悪口を書いたが(別にバレてもメンバーから外されまい)、偉い専門家はいても、教育委員会の文化財保護課が強いリーダーシップで、そのパワーを大阪市の文化財保護に生かせていない点であろう。発掘屋は発掘屋。博物館は博物館。天守閣は天守閣。市史編纂は市史編纂。いずれも大阪市の歴史や文化の専門家として雇用されているのだが、それらのパワーが分離しているのである。
◆最初の会議は7月という。まあ、あんまり突出してはなんだし、今後のこともあるので嫌われ者になってはいけないが、とはいえ、しょっぱなに注文をつけておきたいものである。大阪城を何とかしようというなら、一致団結してそれにむかう体制を作ってくれと。

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プロフィール

HN:
雲楽
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/03/22
職業:
大学教員
自己紹介:
兵庫県加古川市生まれ。高校時代に考古学を志す。京都大学に学び、その後、奈良国立文化財研究所勤務。文化庁記念物課を経て、現在、大阪の大学教員やってます。血液型A型。大阪府柏原市在住。

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